【119エマージェンシーコール 第7話】姉・小夏がついに失語症を克服！あらすじとネタバレ＆感想

『119エマージェンシーコール』第7話では、主人公・粕原雪（清野菜名）の姉・小夏（蓮佛美沙子）が物語の中心となりました。

幼少期の火事が原因で失語症になった小夏が、ある遭難事件をきっかけに、ついに声を取り戻す展開が描かれます。

果たして小夏の心の変化とは？そして、雪との姉妹関係にどんな変化があったのか？詳しく解説していきます！

119エマージェンシーコール 第7話のあらすじ｜小夏の過去と葛藤

第7話では、粕原雪（清野菜名）の姉・小夏（蓮佛美沙子）の過去と葛藤が中心に描かれました。

幼少期の火事をきっかけに失語症になった小夏ですが、ある出来事を通して、彼女の心に大きな変化が訪れます。

姉妹の関係にも影響を与えた火事の記憶が、二人の絆をどのように変えていくのかが見どころです。

幼少期の火事が姉妹に残した傷

幼少期、雪と小夏が留守番をしていた時に自宅で火事が発生しました。

雪は咄嗟に119番に通報し、無事に助けられましたが、小夏にとっては忘れたいほどの恐怖体験だったのです。

そのショックが原因で、小夏は失語症を発症し、言葉を発することができなくなりました。

雪の「助けたい」という気持ちが小夏を追い詰める

雪は、消防司令管制員として働くことで「誰かを助けたい」と強く思っています。

しかし、その気持ちは時に小夏を追い詰める結果となっていました。

「お姉ちゃんに何があっても助けたい」と語る雪に対し、小夏は「雪といるとつらい」とメッセージを送ります。

それは、雪の思いが小夏の過去の傷を無意識にえぐっていたことを意味していました。

遭難事件発生！小夏が目の前で少年を救う

第7話の後半では、小夏が偶然、遭難した少年と遭遇するという展開が描かれました。

山で迷子になり、低体温症を発症している少年を前に、小夏はどうすることもできないと感じながらも、なんとか助けようと行動します。

この出来事が、小夏の心境に大きな変化をもたらすことになります。

筆談で必死に助けを求める小夏

小夏は声を出すことができないため、筆談で少年を助けようとします。

「この子を助けたい」と紙に書き、救助隊が来るまで少年の体を温め続けました。

一方で、雪は消防司令管制員として小夏の行動をモニターしており、妹としても管制員としても強い不安を抱えていました。

雪の叫びが届き、小夏がついに声を出す！

救助隊が到着するも、GPSが狂っていて正確な位置がわからないという問題が発生します。

小夏はなんとか救助隊に自分たちの居場所を知らせようとしますが、声を出すことができません。

その時、雪が「お姉ちゃんの声は届くよ！」と叫びます。

その言葉を聞いた小夏は、必死に力を振り絞り、「助けてください！」と叫ぶことができました。

この声を聞いた救助隊は、無事に小夏と少年を発見し、二人を救助しました。

姉妹の絆の変化｜雪と小夏の和解

少年の救助をきっかけに、小夏はついに声を取り戻しました。

そして、これまで避けてきた姉妹の関係にも大きな変化が訪れます。

雪と小夏、それぞれが抱えていた過去の傷と向き合う時間がやってきました。

「助ける側・助けられる側」ではない関係

救助後、病院で再会した雪と小夏。

雪は、「お姉ちゃんを助けるつもりだったけど、それが逆に苦しめていた」と自分の行動を反省します。

小夏は、「雪のせいじゃないよ」と言いながらも、今まで抱えていた思いを明かします。

このシーンでは、「助ける・助けられる」ではなく、支え合う関係へと変わる姉妹の姿が印象的でした。

小夏が抱えていた後悔とその告白

小夏は涙ながらに、「あの火事は私のせいだから」と告白。

失語症になったのは恐怖だけでなく、自分のせいで火事が起きたという後悔があったからでした。

これまで雪に何も言えなかったのは、自分の中で罪悪感を抱え続けていたからだったのです。

姉妹の間にあったわだかまりが解け、ようやく本当の意味での和解が描かれました。

第7話の見どころ＆考察

第7話では、小夏の失語症克服や、姉妹の関係の変化が丁寧に描かれました。

特に、過去の火事の真相や、小夏の心理描写が深く掘り下げられた点が印象的です。

ここでは、第7話の重要なポイントについて考察していきます。

小夏はなぜ声を取り戻せたのか？

小夏が声を出せなかったのは、恐怖だけでなく、自責の念が強く影響していたからでした。

しかし、目の前で遭難した少年を助けようとする中で、「助けなければならない」という強い意志が勝り、声が出たのではないでしょうか。

これは、一種のショック療法のようなもので、極限状態で本来の力が引き出された可能性が高いです。

火事の真相は明かされるのか？

小夏は「あの火事は私のせい」と言いましたが、具体的にどのように火事が起きたのかはまだ語られていません。

次回以降、小夏の過去がさらに掘り下げられ、火事の原因が明かされる可能性があります。

また、雪の誕生日に関連した出来事だったのでは？という伏線も気になるところです。

まとめ｜119エマージェンシーコール 第7話の感想と次回予想

第7話では、小夏の失語症克服という大きな転機が描かれました。

さらに、火事のトラウマと姉妹の確執が明かされ、物語は新たな展開を迎えています。

ここでは、第7話の感想と今後の展開を予想します。

小夏の変化が今後の展開にどう影響するのか？

小夏が声を取り戻したことで、彼女自身の人生が変わる可能性があります。

また、彼女の心境の変化が、雪の消防司令管制員としての成長にも影響を与えるかもしれません。

二人が過去を乗り越えたことで、新たな関係性が築かれることが期待されます。

次回は雪と小夏の過去がさらに掘り下げられる？

第7話では、小夏が「火事は自分のせい」と言いましたが、その詳細は明かされませんでした。

次回以降、火事の真相が掘り下げられ、雪がどう関わっていたのかも明らかになるのではないでしょうか。

また、雪の誕生日が何らかの鍵を握っている可能性もあり、さらなるドラマが期待されます！