ドラマ

DREAM STAGE

DREAM STAGE最終話ネタバレ感想 国立に立った瞬間、このドラマの無理も全部見えた

最後の9分37秒は、たしかに熱い。 でもその熱は、物語が積み上げた熱じゃない。 むしろ逆だ。国立に立たせたい、その一点に向かって脚本が人間を押し運んだ。 だから泣けるはずの場面で、涙の前に「いや、そうはならんやろ」が来る。 この最終回、刺さ...
元科捜研の主婦

「元科捜研の主婦」最終回ネタバレ 雑でも嫌いになれない

7年前の冤罪、兄の死、科捜研内部の隠蔽。最終回として並んだ札は、もっと重くめくれるはずだった。 ところが実際は、真相が出る速さに感情が置いていかれる。犯人はほぼ見えていたし、隠蔽の深さに対して決着があまりに軽い。 それでも見終わって完全には...
プロフェッショナル~保険調査員・天音蓮~

プロフェッショナル第10話ネタバレ感想 いちばんヤバかったのはバスより会社の中身

今回はバスジャックで引っ張る回かと思ったら、実際に見せられたのはもっと地味で、もっと嫌なもんだった。 爆弾より何より、事故をなかったことにしようとする会社の腐り方がいちばん生々しい。そこへ、しれっと全部かっさらう女まで出てきて、最後はきっち...
相棒

相棒14 第15話『警察嫌い』ネタバレ感想 青木年男の初登場、右京と冠城の火花、キャスト&ロケ地も

相棒season14(相棒14)第15話『警察嫌い』は、ネタバレ込みのあらすじだけ追っても十分面白いのに、見どころを拾うと後味が一段重くなる回です。 青木年男の“協力しない自由”が、杉下右京と冠城亘の捜査観を真正面からぶつけ、別件逮捕や自白...
ラムネモンキー

ラムネモンキー第9話ネタバレ感想 兄はヒーローじゃなかった

No.12のテープが暴いたのは、再開発の闇だけじゃない。いちばん残酷だったのは、雄太がずっと信じていた「兄」という存在の中身まで、一緒にひっくり返してしまったことだ。事件の輪郭が見えたというより、信じていた正義の置き場所が消えた。そんな苦さ...
冬のなんかさ、春のなんかね

冬のなんかさ、春のなんかね第8話ネタバレ感想 ちゃんとしたいが残酷すぎる

『冬のなんかさ、春のなんかね』第8話は、誰かを選ぶ話に見えて、実は違う。自分が逃げ込んできた関係を、ようやく自分で壊す話だ。今回のネタバレ感想は、そこをど真ん中から拾う。 「キスだけの関係」は軽そうで、むしろ最悪に重い。最後まで行っていない...
相棒

相棒12 第2話『殺人の定理』ネタバレ解説 a drink(〇)の暗号、犯人の動機、数学ネタ、キャスト&ロケ地

相棒 season12(相棒12)第2話『殺人の定理』は、ダイイングメッセージ「a drink」が“ただの英語”じゃないところから始まります。 現場の壁に残った「a drink(〇)」の意味がほどけた瞬間、犯人・肥後一二三の顔色まで変わって...
相棒

相棒24 第19話最終話『暗闇の鬼』ネタバレ感想 謝らない上層部がいちばん怖い

最終話なのに、いちばん目立ったのは事件の派手さじゃない。 警察のてっぺん近くにいる連中の、謝らない、認めない、でも身内は守るという最悪の体質だった。 叶恭次の小物感もひどいが、それを警視総監候補にまで押し上げ、都合が悪くなれば裏で処理しよう...
未来のムスコ

未来のムスコ第8話感想 矢野が退いて、ほくろが残った

この回、いちばん痛かったのは失恋そのものじゃない。ちゃんと好きだったからこそ、自分で降りた男の誠実さだ。 その横で、颯太は泣かせにきて、将生はまた“過去の続き”みたいな顔をする。恋の整理回に見えて、終盤の火種を一気に並べた回でもあった。 だ...
テミスの不確かな法廷

テミスの不確かな法廷 最終話ネタバレ感想 犯人より重かった司法の沈黙

『テミスの不確かな法廷』最終話は、真犯人が誰かを暴いて終わる話じゃない。もっと重いものを机の上に叩きつけた。司法が無実の人を殺し、そのうえで真犯人を野に放ったという、救いようのない事実だ。 だからこの回は、どんでん返しを語るだけでは足りない...