2025年4月スタートのドラマ「ゲレンデ飯」は、スキー場の“飯”に恋する新感覚のグルメ×青春ドラマです。
本作では、実際のスキー場とレストランをロケ地として採用し、視聴者にリアルな“ゲレンデ飯”体験を届けています。
この記事では、各話のロケ地スキー場とレストラン情報を中心に、登場したメニューや見どころをまとめました。
- ドラマ「ゲレンデ飯」の全ロケ地と登場スキー場
- 各話で登場した実在レストランと人気メニュー
- 雪山で描かれる人間関係の距離感や心理描写
ゲレンデ飯のロケ地はここ!3話分のスキー場とレストラン
ドラマ「ゲレンデ飯」は、スキー場のグルメをテーマにした青春コメディで、毎話異なるロケ地が登場します。
実際に存在するスキー場とレストランが舞台となっており、ドラマにリアルさと臨場感を与えています。
ここでは、視聴者の注目を集めた第1話から第3話までのスキー場とレストランをご紹介します。
第1話:湯沢高原スキー場とレストランアルピナ
第1話の舞台は、新潟県の湯沢高原スキー場。
JR越後湯沢駅から徒歩8分という抜群のアクセスと、標高1,000mを超える大パノラマが魅力のスキー場です。
世界最大級の166人乗りロープウェイで山頂へ登ると、そこには本格イタリアンが楽しめる「レストランアルピナ」が。
薪窯で焼くアツアツのマルゲリータピザやきのこのミートソーススパゲティなどが登場し、ドラマ内でも主役級の存在感を放っていました。
「天恵菇(てんけいこ)」というブランドしいたけを使った料理も登場し、視聴者の食欲をそそる内容になっています。
第2話:白馬岩岳スノーフィールドとHAKUBA MOUNTAIN HARBOR
第2話では、長野県の白馬岩岳スノーフィールドが登場します。
白馬駅からシャトルバスでアクセスでき、360度の絶景と多彩な滑走コースが魅力。
ロケ地となった「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」は、標高1,289メートルのテラスにあり、北アルプスを一望できます。
併設されたTHE CITY BAKERYでは、白馬豚のクロワッサンサンドや信州ラーメンがドラマに登場し、ゲレンデでのグルメ体験を際立たせています。
第3話:神立スノーリゾートと神立クレープ&レストランペガサス
第3話のロケ地は、新潟県にある神立スノーリゾート。
越後湯沢駅から無料シャトルバスで約7分というアクセスの良さと、100%天然雪のバリエーション豊かなコースが人気です。
登場するグルメスポットは、神立クレープとレストランペガサス。
神立クレープでは、湯沢産コシヒカリの米粉を使ったもちもちのクレープが名物。
一方、レストランペガサスでは、南魚沼産コシヒカリを使ったタレカツ丼や海鮮丼、ボリューム満点のカレーが紹介され、雪山で食べる料理の魅力を最大限に表現していました。
湯沢高原スキー場:アクセス抜群の絶景ゲレンデ
「ゲレンデ飯」第1話のロケ地となった湯沢高原スキー場は、そのアクセスの良さと絶景で、冬の旅行先としても大人気のスキー場です。
新潟の雪山の魅力とともに、本格イタリアンが味わえる山頂レストランも話題となり、グルメ目的でも訪れたいスポットです。
ここでは、湯沢高原スキー場の魅力と、登場したレストラン「アルピナ」について詳しく紹介します。
新幹線で70分!東京から最も近い本格スキー場
湯沢高原スキー場は、東京から上越新幹線でわずか70分、越後湯沢駅から徒歩8分という驚きの近さに位置しています。
首都圏から気軽にアクセスできるため、日帰りスキーや週末旅行にもぴったりです。
山頂へは世界最大級の166人乗りロープウェイで一気に上がることができ、そのスケール感と眺望は圧巻。
標高1,000メートルを超える地点からは、越後三山の大パノラマや湯沢の街並みが一望でき、写真映えも抜群です。
レストランアルピナの窯焼きピザが絶品
第1話で登場したレストランは、湯沢高原スキー場山頂にある「レストランアルピナ」。
木のぬくもりを感じる山小屋風の建物で、本格的なイタリアンを味わえる名店として知られています。
注目は薪窯で焼くアツアツのマルゲリータピザ。
ドラマでも登場したこのピザは、もちっとした生地と濃厚なチーズが特徴で、雪山の寒さを忘れるほどの美味しさ。
そのほかにも、「きのこのミートソーススパゲティ」や「窯焼きチーズ」など、スキーの後にぴったりなボリュームメニューが並びます。
「新潟スキー場グルメグランプリ」でも第2位に選ばれた実績があり、ゲレンデグルメの聖地とも言える存在です。
白馬岩岳:北アルプスの絶景と本格ベーカリー
長野県白馬村に位置する「白馬岩岳スノーフィールド」は、第2話のロケ地として選ばれたスキー場です。
その魅力は何といっても北アルプスの雄大な山々を一望できる絶景と、多彩な滑走エリアの充実度。
さらに、山頂にはオシャレなベーカリーカフェがあり、滑るだけではない楽しみ方が広がっています。
360度パノラマの雪山ビューが魅力
白馬岩岳は、白馬駅からシャトルバスで約20分のアクセスで、標高1,289mの山頂からは360度の大パノラマが広がります。
晴れた日には、白馬三山をはじめとする北アルプスの稜線がくっきりと見え、その美しさは息をのむほど。
写真撮影やテラスでのんびりと過ごす観光客も多く、リフトに乗るだけでも価値があると言われるほどの眺望です。
THE CITY BAKERYのクロワッサンサンドが登場
山頂にあるHAKUBA MOUNTAIN HARBOR内には、ニューヨーク発の人気ベーカリーTHE CITY BAKERYが入っており、焼きたてのパンを楽しむことができます。
ドラマに登場したのは、「白馬豚のクロワッサンサンド」。
たっぷりの地元産ポークと濃厚なソースが、バター香るクロワッサンと絶妙にマッチした一品で、登場シーンではその香ばしさが画面越しに伝わるほどでした。
そのほかにも、「チョコレートクロワッサン」や「チャンククッキー」など、スイーツ系メニューも充実。
北アルプスの絶景を眺めながらのカフェタイムは、まさにここでしか体験できない特別なひとときです。
神立スノーリゾート:新潟米とクレープでゲレンデ飯
「ゲレンデ飯」第3話の舞台となった神立スノーリゾートは、新潟県湯沢町にある人気スキー場です。
天然雪100%の滑り応えあるゲレンデと、地元食材を使った絶品グルメが融合した、まさに“飯が主役”のロケ地です。
ドラマでもクレープや新潟名物グルメが登場し、視聴者の“お腹を刺激する”内容になっています。
上級者も満足!天然雪の豊富なコース
神立スノーリゾートは、越後湯沢駅から無料シャトルバスで約7分とアクセスも抜群。
関東圏からのスキー旅行にも最適な立地で、100%天然雪のゲレンデは、ふかふかの雪質が魅力です。
「オリオン」など最大傾斜45度の上級者向けコースもあり、滑りごたえのあるスキー場としてスキーヤー・ボーダーから高評価を得ています。
初心者エリアやキッズパークも充実しており、家族連れでも安心して楽しめるのもポイントです。
神立クレープと南魚沼産コシヒカリを使ったご飯が主役
第3話で登場したのが、ゲレンデ内にある「神立クレープ」。
ここでは湯沢産コシヒカリの米粉を使用したもちもち食感のクレープが人気です。
その香ばしい焼き上がりと、豊富なトッピングの組み合わせが楽しめる一品で、スキーの合間にぴったりのスイーツとして注目されています。
また、食事系では「レストランペガサス」が登場。
地元・南魚沼産コシヒカリを使用したタレカツ丼や、海鮮丼・カレー・ラーメンといったボリューム満点のメニューがそろいます。
地元産食材をふんだんに使った料理の数々は、雪山で冷えた体を芯から温めてくれる“ごちそう”でした。
ドラマ「ゲレンデ飯」の世界観と見どころ
ドラマ「ゲレンデ飯」は、スキーや恋愛だけではなく、“ご飯”そのものに焦点を当てた異色の青春グルメドラマです。
主題歌「ロマンスの神様」に乗せて展開されるストーリーは、軽快でテンポよく、それでいて見終わった後に食欲が刺激される“飯テロ”系ドラマとしてSNSでも話題になっています。
雪山の中で繰り広げられるグルメエピソードは、非日常感とリアルな食体験が絶妙にミックスされ、視覚と味覚を刺激する構成となっています。
ご飯が主役!?恋愛よりも飯テロな青春ドラマ
物語の主人公・矢野翔平(白濱亜嵐)はテレビ局勤務の26歳。
バー「ロマンス」で出会った女性・広瀬雪(山本美月)に一目惚れしますが、物語が進むにつれて、恋のロマンスよりも“ゲレンデ飯への愛”がメインテーマであることが明らかになっていきます。
各話で登場するご飯はすべて実在のメニューであり、視聴者が「食べてみたい」と感じられるリアリティを持っています。
ドラマのコンセプトは「滑らずに飯に恋をする」。
スキーをしない層にも刺さる新しいドラマのかたちとして注目されています。
主演は白濱亜嵐&山本美月、広瀬香美も出演
主演は、GENERATIONSの白濱亜嵐と女優・山本美月。
コミカルかつ自然体の演技で、ゲレンデでの非日常感とグルメの幸福感を表現しています。
さらに注目なのが、主題歌を歌う広瀬香美がドラマに本人役で出演している点です。
バー「ロマンス」のオーナーとして登場し、物語に不思議なスパイスを加える存在感は、まさに“神様”のようなキャスティング。
加えて、くっきー!(野性爆弾)や古舘佑太郎といった個性派キャストが、ユーモアとぬくもりをもたらしています。
グルメ、恋愛、雪景色、音楽が融合するこのドラマは、観る人の心もお腹も満たしてくれる冬の新定番になるかもしれません。
ゲレンデだからこそ気づけた、人との距離感と“温度差”
「ゲレンデ飯」はグルメが主役のようでいて、じつは登場人物たちの“距離の変化”も静かに描かれているドラマだと感じました。
都会の喧騒から離れた雪山の非日常空間だからこそ、人との関係性や空気感に敏感になる瞬間があるんですよね。
それって、スキー場という“ちょっと特別な場所”に行ったとき、私たちが感じるあの独特な感覚にも似ている気がします。
雪山では、気持ちの“温度差”が浮き彫りになる
たとえば第1話。翔平と雪の会話の中で、どこか噛み合わないような雰囲気がありましたよね。
彼は恋に浮かれ気味。でも雪は、どうやら「食」に夢中。…この気持ちの温度差、リアルだなあと思いませんか?
職場や普段の生活では、こういうすれ違いに気づかずスルーしてしまいがち。でもゲレンデのような特別な空間だと、その違いが浮かび上がってくる。
冷たい空気の中で感じる“ぬくもり”や“ズレ”って、意外と記憶に残るものですよね。
非日常の中で、素直になれるタイミングがある
もうひとつ印象的だったのが、翔平が雪に対して自分の想いをちょっとだけ口にしたシーン。
雪山って、いつもより口数が減る場所でもあるけど、逆にふとした瞬間に本音がこぼれる場所でもあるんですよね。
職場では「空気読む力」が必要だった翔平が、ゲレンデでは少しずつ素直になっていく——そんな変化が、静かに描かれていた気がします。
“特別な場所に行ったときこそ、人の本音に出会いやすい”という気づきが、このドラマの裏テーマなのかもしれません。
ゲレンデ飯のロケ地を巡って楽しむ冬旅まとめ
ドラマ「ゲレンデ飯」は、グルメドラマでありながら“旅”としての魅力も大きな見どころの一つです。
実際のスキー場やレストランをロケ地にしているからこそ、画面に映る景色や料理がリアルで訪れてみたくなるんですよね。
この記事で紹介した3つのスキー場を巡ることで、まるでドラマの世界に入り込んだような体験ができます。
食と絶景が融合するスキー場で“飯テロ体験”
湯沢高原、白馬岩岳、神立——それぞれのスキー場には、個性豊かな絶景と本格グルメが共存しています。
たとえば湯沢高原では標高1,000mからの大パノラマとともに窯焼きピザを、白馬岩岳では北アルプスを一望しながらクロワッサンサンドを、神立では新潟米を使ったタレカツ丼や米粉クレープを堪能できます。
雪景色と温かい食べ物の組み合わせは、まさに冬ならではの贅沢。
“滑る”だけじゃない、“味わうスキー旅”という新しい楽しみ方を提案してくれるドラマでもあります。
ロケ地巡りでドラマの世界をリアルに楽しもう
今回紹介したロケ地はすべて実在の施設で、誰でも訪れることができます。
実際にロープウェイに乗って山頂に行き、あの景色を眺めながらドラマのシーンを思い出せば、まるで自分が登場人物になったかのような感覚が味わえます。
「このピザ、翔平が食べてたやつだ」「このテラス、あのシーンの背景だ」と感じられるのは、ロケ地巡りならではの醍醐味ですよね。
ゲレンデ飯ファンにはぜひ一度“聖地巡礼”してほしい冬旅です。
- ドラマ「ゲレンデ飯」のロケ地を全話網羅
- 湯沢高原・白馬岩岳・神立の絶景とグルメ
- 実在するレストランとメニューを紹介
- ロマンスより“飯テロ”が主役の物語展開
- 広瀬香美やくっきー!の出演も見どころ
- 実際に訪れたくなるリアルなロケ地構成
- 雪山だからこそ描かれる人間関係の温度差
- ゲレンデ飯の世界を旅する冬の聖地巡礼ガイド
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