2025年に公開された『機動戦士ガンダム ジークアクス』が、大きな話題を呼んでいます。
本作は、1979年の『機動戦士ガンダム』制作時に残された未使用プロット「トミノメモ」を基に、新たな解釈を加えて作られた作品です。
最大の驚きは、「シャアがガンダムを奪取する」という歴史改変が描かれる点。
さらに、ファーストガンダムでは幻となったモビルアーマー「キケロガ」の登場や、「シャロンの薔薇」という新たな要素が加わり、従来のガンダム作品とは異なる新しい物語が展開されます。
また、本作はスタジオカラー×サンライズの共同制作によって生み出され、エヴァンゲリオン的な演出や、庵野秀明らしい「IFの世界線」の考え方も取り入れられています。
本記事では、『ジークアクス』のストーリーや設定の秘密を徹底解説!
ファーストガンダムのファンも、新規の視聴者も楽しめる『ジークアクス』の魅力を深掘りしていきます。
- 『機動戦士ガンダム ジークアクス』のストーリーと特徴
- シャアがガンダムを奪取するIF設定とその影響
- 幻のモビルアーマー「キケロガ」や「シャロンの薔薇」の秘密
『機動戦士ガンダム ジークアクス』とは?
『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、2025年1月に公開された**ガンダムシリーズの最新映画**です。
本作は、1979年の『機動戦士ガンダム』制作時に残された未使用プロット「トミノメモ」を元に、新たな解釈を加えて作られた作品として注目を集めています。
また、監督を務めるのは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の**鶴巻和哉**で、脚本には**庵野秀明**も参加しており、ガンダムとエヴァのファンの間でも話題となっています。
映画の基本情報と公開日
『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、2025年1月に劇場公開されました。
本作は、ガンダムシリーズの新たな可能性を提示する作品であり、過去のガンダム作品には登場しなかった**「キケロガ」や「シャロンの薔薇」**といった新要素も取り入れられています。
また、映像技術にもこだわり、スタジオカラーの協力のもと、CGと手描きの融合による美しい戦闘シーンが実現しました。
スタジオカラー×サンライズの共同制作
本作は、ガンダムの制作元である**サンライズ**と、『エヴァンゲリオン』シリーズで知られる**スタジオカラー**の初の共同制作作品です。
このコラボレーションにより、**『ジークアクス』はガンダムシリーズの伝統を守りつつも、新たな演出や映像美を取り入れた作品に仕上がっています。**
特に、ガンダムシリーズの特徴である**重厚なメカ描写**と、スタジオカラーらしい**独特な演出**が融合し、今までにないガンダム作品としての魅力を生み出しています。
本作の制作陣は、過去のガンダム作品をリスペクトしつつも、**「もしも」の世界を描くことで新たなガンダムの可能性を探る**という試みに挑戦しています。
幻のモビルアーマー「キケロガ」の正体とは?
『機動戦士ガンダム ジークアクス』に登場する**「キケロガ」**は、過去のガンダム作品には登場しなかった新たなモビルアーマー(MA)です。
しかし、この「キケロガ」は完全な新規設定ではなく、**『機動戦士ガンダム』制作時に残された未使用プロット「トミノメモ」に記されていた幻の機体**なのです。
そのため、本作の登場によって「キケロガ」は正式なガンダムの歴史に組み込まれることとなり、ファンの間で大きな話題となっています。
「キケロガ」はトミノメモに記されていた?
「キケロガ」の名前は、富野由悠季総監督が『機動戦士ガンダム』の制作時に考案したものの、**放送打ち切りの影響で登場しなかったモビルアーマー**です。
トミノメモによると、「キケロガ」はシャア・アズナブルの専用機として設計されており、**ララァ・スンのエルメスと共に活躍する予定だった**とのこと。
しかし、TV版ではその構想は実現せず、シャリア・ブルの搭乗する「ブラウ・ブロ」がその役割を担う形となりました。
『ジークアクス』では、その幻の設定が復活し、シャアが搭乗するモビルアーマーとして「キケロガ」が登場することになります。
過去のガンダム作品との関連性
「キケロガ」のデザインや特徴は、過去のガンダム作品に登場したモビルアーマーと共通点があります。
- ✔ **「ブラウ・ブロ」と類似したフォルム** → シャリア・ブルの機体に似た形状
- ✔ **ニュータイプ専用機としての性能** → サイコミュ兵器を搭載
- ✔ **シャア専用機としてカスタマイズ** → 赤いカラーリングが特徴的
これらの要素を持つ「キケロガ」は、まさに**「幻の機体がついに正式登場」**といえるでしょう。
また、本作の新設定として、「キケロガ」はシャアがガンダムを奪取するシナリオの中で重要な役割を果たします。
このように、**過去のガンダムシリーズに存在していた未使用設定が『ジークアクス』によって掘り起こされ、公式の歴史に加えられたことが、本作の大きな魅力の一つとなっています。**
トミノメモとは?ガンダムシリーズに残された未使用プロット
「トミノメモ」とは、『機動戦士ガンダム』の総監督である富野由悠季(当時:喜幸)が制作時に残した**未使用プロットやアイデアを記したメモの総称**です。
本来、『機動戦士ガンダム』は**全52話構成**で企画されていましたが、放送打ち切りにより**43話に短縮**されました。
その結果、多くの未使用エピソードや設定が生まれ、「トミノメモ」として一部の関係者の間で伝えられてきました。
『機動戦士ガンダム ジークアクス』では、このトミノメモの内容を元に、「キケロガ」や「シャアがガンダムを奪う」という新たな物語が展開されています。
本来の『機動戦士ガンダム』の予定されていたストーリー
トミノメモには、打ち切り前に構想されていた**「幻のエピソード」**が多数存在します。
その中には、次のような未使用設定が記されていました:
- ✔ **シャリア・ブルが率いるニュータイプ部隊が登場**
- ✔ **シャアがキケロガを駆り、ララァと共闘する予定だった**
- ✔ **グラナダの地下からララァのエルメスが長距離攻撃を仕掛けるエピソード**
- ✔ **シャアが次々と新型モビルスーツに乗り換える展開**
これらのエピソードは、実際の放送では実現しませんでしたが、『ジークアクス』で**新たな形で再構築され、映像化された**のです。
未公開設定が『ジークアクス』で復活!
『ジークアクス』は、「トミノメモ」の未使用設定を活かしつつ、現代の視点で再解釈した作品となっています。
特に注目すべき点は、**「もしもシャアがガンダムに乗ったら?」というIFの物語が展開されること**です。
これは、当時のTV版では描かれなかった「シャアがガンダムを奪取する可能性」を再考察したものであり、多くのファンに衝撃を与えました。
また、本作では、「シャロンの薔薇」という新たな要素も加えられ、より深い物語が展開されています。
このように、『ジークアクス』は「トミノメモ」に残された未使用設定を現代に蘇らせる作品であり、**オリジナルのガンダムファンにとっても、新たな発見のある映画**となっています。
シャアがガンダムを奪取!?ジークアクスの世界線
『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、「もしもシャアがガンダムに乗っていたら?」という衝撃のIF(パラレル)展開を描く作品です。
原典となる『機動戦士ガンダム』では、地球連邦軍の試作機であるガンダムは、偶然にも**アムロ・レイ**が搭乗し、物語が進行しました。
しかし、『ジークアクス』では、シャアがサイド7に侵入した際に**アムロより先にガンダムを発見し、奪取する**という歴史の大分岐が発生します。
この展開により、従来のガンダムシリーズとは異なる、新たな戦争の物語が展開されることになります。
歴史が分岐した「IF」の物語
本作では、序盤から「IF」の要素が多数盛り込まれています。
- ✔ **シャアがアムロより先にガンダムに搭乗する**
- ✔ **ザクの5倍のエネルギーゲインを持つガンダムをシャアが操る**
- ✔ **シャアが劇中で披露したザクキックを、ガンダムが再現するシーン**
- ✔ **戦争の行方が変わり、一部のキャラクターが登場しなくなる可能性**
「シャアがガンダムを奪った世界線」という設定により、**戦争の勢力図が大きく変わり、我々が知る『ファーストガンダム』とは異なる展開**が描かれています。
新たに追加された要素「シャロンの薔薇」とは?
本作には、**「シャロンの薔薇」**という新たな要素が登場します。
これは、キシリア・ザビが劇中で発した言葉で、何らかの重要なアイテム、もしくは技術であることが示唆されています。
「シャロンの薔薇」は旧約聖書に登場するワードでもあり、これがガンダム世界においてどのように関わってくるのか、多くの考察が飛び交っています。
一部のファンの間では、「シャロンの薔薇」はニュータイプ能力を増幅する技術、もしくは兵器の開発に関わっているのではないかという説もあります。
本作のストーリーが進むにつれ、「シャロンの薔薇」の正体が明かされることに期待が高まっています。
このように、**『ジークアクス』は単なるガンダムのリメイク作品ではなく、新たな世界観を構築する試みを行っている点が最大の魅力**です。
『ジークアクス』とエヴァの共通点?
『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、**スタジオカラーとサンライズの共同制作**という点で話題になっています。
特に、監督を務める鶴巻和哉、脚本を担当した庵野秀明といったエヴァンゲリオンシリーズに深く関わってきたスタッフが参加しているため、ファンの間で**「エヴァ的な要素を感じる」**という声が多く上がっています。
では、『ジークアクス』と『エヴァ』にはどのような共通点があるのでしょうか?
「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」との類似点
『ジークアクス』は、「もしもシャアがガンダムを奪取していたら?」というIFの世界線を描いています。
この手法は、庵野秀明監督が手掛けた「シン・ウルトラマン」や「シン・仮面ライダー」にも見られます。
特に、『ジークアクス』の冒頭で流れる「宇宙世紀0079」のナレーションや、オリジナル版を踏襲した演出は、『シン・ウルトラマン』が初代『ウルトラマン』のオープニングを再現した手法と非常に似ています。
- ✔ **過去作の名シーンやセリフを再構築** → ファーストガンダムを意識したカット割り
- ✔ **世界観を「リセット」し、新たな解釈を加える** → まるで『エヴァ』の新劇場版シリーズのよう
- ✔ **オマージュを超えた「歴史の改変」** → 既存のファンと新規層の両方を狙う戦略
これにより、『ジークアクス』は単なる「リメイク」ではなく、**「シン・ガンダム」のような新しい解釈**として楽しめる作品となっています。
庵野秀明の影響と作品の演出手法
庵野秀明の作品では、**過去の作品のオマージュやパロディを織り交ぜながら、新たな意味を持たせる手法**が多く使われます。
『ジークアクス』でも、**エヴァ的な「謎」や「象徴的な言葉」**が随所に散りばめられています。
例えば、劇中に登場する「シャロンの薔薇」というワードは、旧約聖書に由来するとされ、エヴァシリーズに登場する「リリス」「ロンギヌスの槍」などの宗教的要素を思い起こさせます。
また、作中のキャラクターが「この戦争は茶番なのか?」と問いかける場面は、**エヴァにおける「人類補完計画」のような哲学的テーマ**を連想させます。
さらに、劇中のガンダムの動きも、**どこかエヴァンゲリオンを彷彿とさせる動作が多い**ことが指摘されています。
- ✔ **シャアのガンダムが「ザクキック」を再現するシーン** → 『エヴァ』の独特なアクションを思わせる
- ✔ **映像の色使い、構図がエヴァ風** → 赤と黒のコントラストが強調された演出
- ✔ **セリフ回しが抽象的で意味深** → 「ガンダムとは何か?」という根源的な問い
これらの要素が組み合わさることで、『ジークアクス』はガンダムファンだけでなく、エヴァファンにも刺さる作品となっています。
結果的に、本作は**「エヴァ的な手法を取り入れた新しいガンダム映画」**として、多くのファンの間で語られることになりました。
まとめ|『機動戦士ガンダム ジークアクス』の魅力とは?
『機動戦士ガンダム ジークアクス』は、ガンダムシリーズの歴史を大胆に再解釈し、ファーストガンダムの「もしも」の世界を描いた作品です。
これまで未公開だった「トミノメモ」の設定を活かし、新たなストーリーが展開されており、過去のファンと新規視聴者の両方が楽しめる作品となっています。
新旧ファンが楽しめるポイント
『ジークアクス』は、従来のガンダムシリーズとは一線を画す**「IFの物語」**を描いています。
本作の魅力をまとめると、以下のポイントが挙げられます:
- ✔ **シャアがガンダムを奪取するという衝撃の展開**
- ✔ **「キケロガ」や「シャロンの薔薇」などの新設定が登場**
- ✔ **「トミノメモ」に基づいた未公開プロットの映像化**
- ✔ **スタジオカラー×サンライズの共同制作による新しい映像表現**
- ✔ **エヴァ的な演出や構成が取り入れられた斬新なガンダム作品**
特に、「シャアが主役級の活躍をする」という展開は、ファーストガンダム世代にとっても大きな驚きだったのではないでしょうか。
今後の展開への期待
『ジークアクス』は単発の映画で終わるのか、それとも新たなシリーズの始まりとなるのか、多くのファンが注目しています。
本作のラストでは、多くの謎が残されており、以下のような疑問が今後の展開に関わってくる可能性があります:
- ✔ **「シャロンの薔薇」の正体とは?**
- ✔ **シャアのガンダム奪取による戦争の行方は?**
- ✔ **アムロやブライトは登場するのか?**
また、『ジークアクス』の世界観をベースにした新たなガンダム作品が制作される可能性も十分に考えられます。
これまでにないアプローチで描かれた『ジークアクス』が、今後のガンダムシリーズにどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まります。
新旧のファンを巻き込む「シン・ガンダム」ともいえる本作。
次なる展開がどのような形で描かれるのか、期待が高まるばかりです!
- 『機動戦士ガンダム ジークアクス』は「トミノメモ」を元にした新作映画
- シャアがガンダムを奪取するというIF展開が描かれる
- 幻のモビルアーマー「キケロガ」が登場し、シャアの専用機として活躍
- 「シャロンの薔薇」という新設定が登場し、物語の鍵を握る
- スタジオカラーとサンライズが共同制作し、エヴァ的な演出も取り入れられている
- 「シン・ウルトラマン」「シン・仮面ライダー」と似たオマージュ手法が採用されている
- 今後のシリーズ化や続編の可能性にも期待が高まる
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