相棒 相棒20 第6話『マイルール』ネタバレ感想 ペンは赦しを描けるか──復讐と贖罪の果てに見えた「人のルール」
相棒season20第6話『マイルール』は、一見すると単なるミステリー作家殺人事件の物語。しかしその筆の先には、「赦せない心」と「赦したい祈り」のせめぎ合いがあった。殺された作家・福山光一郎が書いた小説『運命の来たる日』は、過去の少女殺害事件と不気味に重なっていく。彼が小説に仕込んだ“マイルール”──それは、言葉を武器に復讐を果たすための装置だった。だが最終回で、福山はそのルールを書き換える。ペンで殺すつもりが、ペンで赦した。その瞬間、小説は現実を超え、「人間の弱さと救い」を描く祈りへと変わったのだ。
