
ドラマ『波うららかに、めおと日和』ロケ地巡礼でたどる昭和という恋
昭和十一年、風がまだ紙の匂いを運んできたあの時代に、ぽつんと始まったふたりの夫婦生活──ドラマ『波うららかに、めおと日和』は、どこか懐かしくて、でも新しい「夫婦の形」を描き出しています。そしてその物語は、芳根京子さん演じるなつ美と本田響矢さん演じる瀧昌の心の距離が、少しずつ変わっていく軌跡を、息を呑むようなロケ地の風景に溶け込ませています。この記事では、『波うららかに、めおと日和』の主要ロケ地を巡りながら、昭和の空気感に触れる旅へご案内します。そこには、ただの「撮影場所」ではない、ふたりの“心の足跡”が確かに残されているのです。