フロントライン 映画『フロントライン』ネタバレ感想と考察|その「正義」は、誰に届いたのか?
たとえばそれが“正しさ”ではなくても──誰かの命を想う行為が、誰かの心を突き動かすことがある。映画『フロントライン』は、2020年のダイヤモンド・プリンセス号のコロナ集団感染という、忘れられない実話をもとに描かれた群像劇。医療従事者、官僚、メディア、それぞれの「正義」がぶつかり、擦れ違い、そして静かに感染していく──その様を2時間9分に濃縮した本作は、ただの“コロナ映画”ではない。本記事では、小栗旬、松坂桃李ら豪華キャストが演じる登場人物の葛藤を通して、「正義とは何か?」という問いを深掘りしていく。
