未解決の女Season3第4話ネタバレ感想 戸塚純貴の愛が怖い

未解決の女
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『未解決の女 Season3』第4話は、令和の三億円事件を追うミステリーの顔をしながら、最後に残るのは金でもタロットでもなく、橋詰旺司にしがみついた深谷栄斗の湿った愛だった。

ネタバレ込みで感想を書くなら、竹財輝之助のだらしない色気と、戸塚純貴の笑っているのに底が抜けている芝居が全部持っていった回だ。

事件としては身勝手。だがドラマとしては厄介なほど面白い。好きだった、失望した、でも忘れられなかった。その腐った執着が、3億円より重く画面に残った。

この記事を読むとわかること

  • 令和の三億円事件に隠れた深谷栄斗の執着
  • 橋詰旺司を愛した男が犯した身勝手な罪
  • 戸塚純貴と竹財輝之助が残した濃すぎる後味
  1. 令和の三億円事件は、愛の顔をした自滅だった
    1. 三億円より怖いのは、深谷栄斗の執着
    2. 橋詰旺司を好きだった男が、橋詰旺司を壊していく
    3. 「大好きだった」で済ませるには、血が流れすぎた
  2. 戸塚純貴の犯人役が、笑顔のまま気持ち悪い
    1. 深谷栄斗は泣き叫ばないからこそ怖い
    2. 好青年の皮をかぶった身勝手さが、じわじわ滲む
    3. 被害者面をした加害者という一番たちの悪い男
  3. 竹財輝之助の橋詰旺司は、弱さまで色っぽい
    1. だめな男なのに、人を惹きつけてしまう残酷さ
    2. 市川由衣にも戸塚純貴にも隙を見せた男
    3. 愛されたのか、利用したのか、その曖昧さがうまい
  4. タトゥーの文字が、いちばん湿っていた
    1. Good Night, Sweet Princeが美談にならない理由
    2. ハムレットの引用で飾っても、罪はロマンにならない
    3. 文字を読むドラマとして、かなり生々しい
  5. 三億円事件のトリックより、人間関係のほうが雑で怖い
    1. 金に狂ったというより、愛に負けた話だった
    2. 水谷幸太郎まで巻き込んだ時点で、もう救いがない
    3. 運転手まで死んでいるのに、恋の悲劇みたいに語るな
  6. 市川由衣の西園綾音は、事件の火種としてちょうど嫌な存在感
    1. カリスマ社長の欲と橋詰の弱さが噛み合ってしまった
    2. 松田秘書の沈黙が、事件をさらに腐らせた
    3. 誰も止まれなかった大人たちの末路
  7. 戸塚純貴に全部刺された、という感想で落ち着く
    1. 竹財輝之助と戸塚純貴の距離感が毒だった
    2. 事件の派手さより、犯人の心の狭さが記憶に残る
    3. 愛を言い訳にした男の最低さが残る

令和の三億円事件は、愛の顔をした自滅だった

『未解決の女 Season3』が持ってきたのは、派手な強奪事件の皮をかぶった、どうしようもなく湿った執着の物語だった。

三億円、偽装強盗、ガス、タトゥー、昔の恋人。

材料だけ見ればミステリーの皿にきれいに並んでいるが、食べ終わったあとに舌へ残るのは、深谷栄斗という男の「好きだった」が腐っていく後味だ。

三億円より怖いのは、深谷栄斗の執着

西園綾音と橋詰旺司が学生時代に付き合っていたという過去は、事件の入口としてはわかりやすい。

カリスマ社長になった女と、かつての恋人だった男が再会し、また距離を縮める。

そこへ「令和の三億円事件」という馬鹿げた計画が転がり込む。

普通なら、ここで一番目立つのは金だ。

三億円という数字は強い。

人間を狂わせるには十分すぎる大きさで、ドラマの看板としても派手だ。

だが、見れば見るほど、この事件の中心にあるのは金ではない。

本当に怖いのは、深谷栄斗が橋詰旺司を忘れられなかったことだ。

深谷は、橋詰に憧れていた。

モデル時代の自分を見てくれた男。

俳優にも向いている、スターにしてやる、と言ってくれた男。

若い人間が一番欲しい言葉を、一番効く角度で投げてくれた男。

そりゃ刺さる。

夢を追っている途中の人間にとって、「お前はいける」と言ってくる大人は神様みたいに見える。

しかも橋詰旺司は竹財輝之助の顔で、あの声で、あのくたびれた色気をまとっている。

そりゃ危ない。

財布を落とすより先に人生を落とす。

ここで見誤ると、この事件はただの金目当てに見える。

けれど深谷栄斗の行動を並べると、金への欲よりも、橋詰への執着のほうがずっと濃い。

三億円を奪ったあとも満たされず、東京を離れても忘れられず、日雇い労働者の中に橋詰を見つけた瞬間、また人生の針がそこへ戻ってしまう。

金を手に入れたのに満たされないという描写がえげつない。

普通の犯罪ドラマなら、犯人は金で人生を変えようとする。

だが深谷は、金を持っても空っぽのままだった。

つまり彼が本当に欲しかったものは、三億円ではなかった。

橋詰旺司の目、自分へ向けられる言葉、自分だけが知っている距離感、その全部だった。

橋詰旺司を好きだった男が、橋詰旺司を壊していく

橋詰旺司も、きれいな被害者ではない。

西園綾音と再会し、資金を引き出すために偽装強盗の計画へ乗っていく。

偽物の拳銃を見せ、三億円の強奪犯を演じてほしいと土下座までする。

この時点で十分に情けない。

だが、この情けなさが妙にリアルだ。

橋詰は悪魔のような男ではなく、弱くて、ずるくて、人に甘えるのがうまい男として置かれている。

だからこそ深谷の心に残った。

完璧な王子様ではなく、だめなところまで含めて忘れられない。

その構造がしんどい。

深谷は橋詰を愛していたのかもしれない。

だが、その愛は橋詰を救わない。

むしろ壊していく。

橋詰の弱さに幻滅しながら、それでも手放せない。

自分の中で勝手に神格化して、勝手に裏切られた気持ちになり、勝手に事件を大きくする。

深谷栄斗の一番たちが悪いところは、橋詰を好きだったことを、自分の罪の理由にしているところだ。

.好きだったから苦しかった、まではわかる。だが好きだったから人を巻き込んでいいわけがない。そこを履き違えた瞬間、純愛ではなくただの加害になる。.

橋詰は深谷の気持ちにどこまで気づいていたのか。

ここがまた嫌な余白になっている。

薬学部だったことを思い出しかける橋詰の言葉には、相手をまるごと覚えていたような温度が少しだけある。

だが、その温度は深谷にとって毒だ。

完全に忘れられていたなら、まだ憎めた。

けれど少し覚えている。

その「少し」が、執着している側には致命傷になる。

「大好きだった」で済ませるには、血が流れすぎた

深谷が最後にこぼす「だめな人だったな。でも、大好きだった」という言葉は、役者の芝居としてはかなり強い。

笑っているのに、心の底が濁っている。

懐かしんでいるようで、後悔しているようで、どこかまだ橋詰を自分の物語の中に閉じ込めている。

ここで一瞬だけ、視聴者の心は揺れる。

ああ、本当に好きだったのか、と。

だが、そこで酔ってはいけない。

この男の「大好きだった」の足元には、死んだ人間がいる。

西園綾音が死んだ。

運転手も死んだ。

水谷幸太郎も死んだ。

橋詰旺司も殺された。

深谷の感傷をどれだけ美しく撮っても、そこにあるのは取り返しのつかない死体の数だ。

恋や憧れや失望という言葉で包むと、事件が少しだけ文学っぽく見える。

だが実際にやっていることは、関係ない人間まで巻き込んだ最低の暴走だ。

ここを甘くすると、深谷栄斗という犯人を見誤る。

だからこそ、鳴海理沙がタトゥーの文字から深谷の心に踏み込んでいく場面が効いている。

「Good Night, Sweet Prince」という美しい言葉を刻んでいても、深谷のやったことは美しくならない。

祈りのような文字を肌に入れても、それは免罪符ではない。

愛していた相手に安らかに眠ってほしいと願う前に、自分がその眠りへ追いやった現実を見ろ。

そこに尽きる。

ミステリーとしての派手さは「令和の三億円事件」にある。

けれど、記憶に残るのは深谷栄斗の狭さだ。

好きな人を神棚に置き、裏切られたら地面に叩きつけ、それでも忘れられないからまた近づく。

愛のような顔をしているが、実態は自分の感情を処理できない男の自滅だ。

そしてその自滅に他人を巻き込んだ時点で、もう同情の余地はない。

戸塚純貴がそこを泣きすぎず、叫びすぎず、薄い笑みで演じるから余計にぞっとする。

悲しい犯人ではある。

だが、かわいそうな犯人ではない。

戸塚純貴の犯人役が、笑顔のまま気持ち悪い

深谷栄斗という男は、怒鳴り散らして怖がらせる犯人ではない。

むしろ最初は、どこか人懐っこく見える。

だから厄介なのだ。

戸塚純貴の芝居は、善人の顔を残したまま、内側だけ腐っている人間の怖さをじわじわ出してくる。

深谷栄斗は泣き叫ばないからこそ怖い

深谷栄斗の怖さは、感情を大きく爆発させないところにある。

橋詰旺司を語るときも、涙でぐしゃぐしゃになるわけではない。

怒りに任せて叫び散らすわけでもない。

むしろ少し笑う。

その笑いが最悪だ。

「だめな人だったな。でも、大好きだった」なんて言葉を、懐かしい思い出みたいに吐き出す。

ここで背筋が冷える。

本人の中では、橋詰への思いがまだ美しい箱に入っているのだ。

だが現実には、西園綾音も運転手も水谷幸太郎も橋詰も死んでいる。

深谷の感傷は、死体の山の上で自分だけ毛布にくるまっているようなものだ。

戸塚純貴は、深谷をわかりやすい悪人にしない。

そこがいい。

目つきが急にギラつくわけでもなく、口調が急に凶暴になるわけでもない。

普通に見える。

話が通じそうに見える。

だからこそ、余計に気持ち悪い。

事件の全体像を聞けば聞くほど、普通の顔をしたまま人を巻き込み、普通の声で過去を語り、普通の体温で橋詰への愛を保存していたことがわかる。

壊れている人間が、壊れている自覚を持たずに立っている怖さ。

深谷栄斗にはそれがある。

深谷栄斗の気味悪さ

  • 橋詰旺司への思いを、罪の重さより上に置いている。
  • 水谷幸太郎を巻き込んだことへの痛みが薄い。
  • 「好きだった」という言葉で、自分の醜さまで飾ろうとしている。

好青年の皮をかぶった身勝手さが、じわじわ滲む

戸塚純貴が演じると、深谷は一見するとそこまで悪そうに見えない。

ここが配役の勝ちだ。

もともと戸塚純貴には、場をやわらかくする空気がある。

気弱そうにも見えるし、人に好かれそうにも見える。

その印象があるから、犯人だとわかった瞬間に「こいつ、そんな顔でそこまでやったのか」と腹の底がざわつく。

悪そうな人間が悪いことをしても、驚きは少ない。

だが、人畜無害の顔で他人の人生を踏み抜いていたとなると、嫌な汗が出る。

深谷は橋詰に憧れ、橋詰に夢を見せられ、橋詰に幻滅した。

そこまでは人間の感情としてわからなくもない。

憧れた相手がみっともない姿を見せたとき、勝手に傷つくことはある。

だが深谷は、そこで自分の心を処理しなかった。

三億円を奪う側に回り、水谷を誘い、ガスを使った強盗が死者を出しても、最終的に自分の物語へ回収していく。

この男の身勝手さは、愛が深いからではなく、自分の感情しか見ていないから生まれている。

.深谷は「愛していた人」ではなく、「愛していた自分」を捨てられなかった人間に見える。だから橋詰が死んでも、まだ自分の感傷を守っている。そこが本当に嫌だ。.

被害者面をした加害者という一番たちの悪い男

深谷栄斗は、たしかに橋詰旺司に振り回された人間ではある。

夢を見せられ、利用され、失望させられた側面もある。

けれど、そこに同情を寄せすぎると足をすくわれる。

深谷は被害者の顔をしているが、やったことは完全に加害者だ。

水谷幸太郎を犯罪に誘い込んだ。

西園綾音と運転手の死を生んだ。

自白しそうになった水谷を殺した。

そして橋詰旺司も殺された。

これだけ並べれば、もう恋の傷では済まない。

自分の傷を理由に、他人の命を雑に扱った男だ。

それでも戸塚純貴の深谷は、どこか悲しそうに見える瞬間がある。

そこがずるい。

視聴者の同情心を少しだけ引っかけてくる。

しかし、その引っかかりをすぐに踏み潰すだけの罪がある。

橋詰を愛していたのだとしても、橋詰のために祈ったのだとしても、それは死者への優しさではなく、自分の中の橋詰像をきれいに保ちたいだけにも見える。

タトゥーに刻んだ言葉も、そう考えると祈りというより装飾だ。

罪を背負うための傷ではなく、自分の愛を物語っぽく見せるための飾りに見えてしまう。

戸塚純貴の犯人役が刺さるのは、深谷を「かわいそうな狂人」に逃がさなかったからだ。

ちゃんと最低で、ちゃんと惨めで、ちゃんと人間くさい。

いい人そうな顔の奥に、誰にも触らせたくない執着を抱えている。

その執着が腐り、金と殺意を巻き込み、最後には好きだった相手まで死なせる。

ここまで来ると、愛の話ではない。

愛を言い訳にして、自分だけが痛かったことにした男の話だ。

戸塚純貴は、その嫌な薄皮を一枚ずつめくって見せた。

だから見終わったあと、事件のトリックよりも、深谷栄斗の笑い方のほうが脳に残る。

竹財輝之助の橋詰旺司は、弱さまで色っぽい

橋詰旺司は、まともな男ではない。

西園綾音の金にすがり、深谷栄斗の憧れにもすがり、最後には自分の弱さで周囲を巻き込んでいく。

それなのに画面から目が離せないのは、竹財輝之助がこの男のだらしなさを、ただの情けなさで終わらせていないからだ。

だめな男なのに、人を惹きつけてしまう残酷さ

橋詰旺司は、はっきり言ってだめな男だ。

金を持っている女に近づき、夢を追っている後輩には甘い言葉をかけ、困ったら人に頼る。

自分の力で立っているようで、実は誰かの感情や財布に寄りかかっている。

普通なら、見ていて腹が立つだけの人物になる。

だが竹財輝之助が演じると、その弱さに妙な引力が生まれる。

橋詰は悪人として強いのではなく、弱いまま人を惹きつけてしまうから残酷なのだ。

深谷栄斗が橋詰を忘れられなかったのも、そこに理由がある。

完璧なスターなら、ただ憧れて終わったかもしれない。

けれど橋詰は、近づけそうな隙がある。

自分なら支えられる、自分ならわかってやれる、自分だけはこの人の本当の姿を知っている。

そう思わせてしまう男だ。

これが一番危ない。

手の届かない太陽ではなく、傷だらけで道端に落ちている王冠みたいな男。

拾ったら最後、こっちの手まで血で汚れる。

市川由衣にも戸塚純貴にも隙を見せた男

西園綾音との関係も、深谷栄斗との関係も、橋詰の中ではきれいに線引きできていなかったように見える。

学生時代の恋人だった西園と再会し、また距離を縮める。

そこには懐かしさもあっただろうし、金への打算もあったはずだ。

一方で、深谷には夢を見せるような言葉を投げていた。

俳優にも向いている、スターにしてやる。

若い深谷からすれば、それは告白みたいに重い。

橋詰にとっては軽い励ましでも、受け取る側にとっては人生を変える呪いになる。

橋詰旺司の危うさ

  • 相手が欲しがる言葉を、無自覚に差し出してしまう。
  • 自分の弱さを見せることで、相手に「救いたい」と思わせてしまう。
  • 金、夢、恋、憧れの境界線を曖昧にしたまま人を近づける。

竹財輝之助の橋詰は、その曖昧さがうまい。

女を騙す悪い男にも見える。

後輩を利用したずるい男にも見える。

けれど同時に、本当にその場その場では相手を大事に思っていたようにも見える。

ここが厄介だ。

完全な嘘つきなら、深谷もここまでこじらせなかったかもしれない。

少しだけ本気が混じっているから、人は沼に沈む。

橋詰旺司は、相手を騙したというより、相手に都合よく夢を見させた男だ。

愛されたのか、利用したのか、その曖昧さがうまい

橋詰が深谷をどう思っていたのか、最後まで断言しきれない。

ただの後輩として可愛がっていたのか。

自分を慕う若者として都合よく使っていたのか。

あるいは、本人も名前をつけられない親密さがあったのか。

この曖昧さが、物語を一段気持ち悪くしている。

深谷の一方通行だったと言えば簡単だが、橋詰の態度にも火種はある。

相手の人生に入り込み、甘い言葉を残し、弱った姿まで見せる。

そんなことをされたら、深谷のような人間は勝手に意味を作ってしまう。

.橋詰は魔性というほど強くない。むしろ弱い。なのに、その弱さを見た人間が勝手に燃えてしまう。ここが一番たちが悪い。.

竹財輝之助は、橋詰をきれいな被害者にも、わかりやすい悪党にもしていない。

そこが見事だ。

生き方はみっともない。

選択はずるい。

でも、人を惹きつけた理由だけはわかってしまう。

だから深谷の執着にも、西園の再接近にも、嫌な説得力が出る。

橋詰旺司は、愛される資格がある男ではない。

けれど愛されてしまう男ではある。

その差が、この悲劇をいちばん厄介にしている。

タトゥーの文字が、いちばん湿っていた

深谷栄斗の手に刻まれた「Good Night, Sweet Prince」は、ただの英字タトゥーではなかった。

あれは橋詰旺司への弔いであり、同時に深谷自身が自分の罪を物語っぽく飾るための額縁でもある。

文字を読むドラマで、文字がここまで人間の未練と自己陶酔を背負ってくるのは、かなり嫌な味がする。

Good Night, Sweet Princeが美談にならない理由

「Good Night, Sweet Prince」という言葉だけを切り取れば、美しい。

眠りにつく人へ向けた、静かで優しい別れの言葉に聞こえる。

しかもそれがシェイクスピアの『ハムレット』に由来するとなれば、急に文学の香りまでまとい始める。

だが深谷栄斗の手に刻まれた瞬間、その美しさは一気に濁る。

橋詰旺司を死へ追いやった側の人間が、橋詰に安らかな眠りを願っているからだ。

そこにあるのは祈りというより、身勝手な独占欲の残骸に見える。

Good Night, Sweet Prince

この短い言葉は、本来なら死者に向けた弔いとして響く。

けれど深谷の場合、どうしても「自分だけが橋詰をわかっていた」という匂いがする。

橋詰のだめなところも、弱いところも、夢を見せてくれたところも、自分だけが知っている。

だから自分だけが、橋詰を王子として送り出す資格がある。

そんな薄暗い自己認定が、あのタトゥーの奥に沈んでいる。

これが気持ち悪い。

深谷は橋詰を弔っているようで、実は橋詰との関係を最後まで自分のものにしようとしている。

タトゥーが背負っていたもの

  • 橋詰旺司への未練。
  • 自分の愛を美しく見せたい欲。
  • 殺した側が祈るという、どうしようもない矛盾。

ハムレットの引用で飾っても、罪はロマンにならない

鳴海理沙が「ホレイシオはハムレットに恋していたという解釈もある」と踏み込む場面は、かなり露骨で、それがいい。

文字の意味を辞書的に読むだけではなく、そこに隠れた感情の向きを読む。

ただの英語ではない。

ただの名台詞でもない。

誰が、誰に、どんな気持ちでその言葉を刻んだのか。

そこまで掘るから、深谷の逃げ場がなくなる。

深谷は、橋詰への思いを悲恋のように抱えている。

たしかに叶わない気持ちだったのかもしれない。

橋詰にとって深谷は、恋人ではなく、才能を見込んだ後輩だったのかもしれない。

あるいは都合よく使える若者だったのかもしれない。

だが、どれだけ苦しかったとしても、そこから犯罪に足を踏み入れた時点で話は変わる。

引用が高尚でも、やっていることは人を死なせ、人を殺し、過去を隠し続けた男の自己弁護だ。

.文学の言葉を持ち出した瞬間、罪まで美しくなると思ったら大間違いだ。深谷のタトゥーは祈りより先に、言い訳の匂いがする。そこがたまらなく嫌だ。.

深谷にとって橋詰は、王子だったのだろう。

夢を見せてくれた人で、手を伸ばせば届きそうで、でも本当にはこちらを見てくれなかった人。

その距離感が、深谷の中で勝手に神話になっていった。

橋詰が金にだらしなくても、女社長にすがっても、偽装強盗を頼み込んでも、深谷はそれを「だめな人だった」と言いながら愛の箱へしまい込む。

ここが腹立たしい。

橋詰のだめさを受け止めたように見せて、実際は自分が作った橋詰像を守っているだけにも見える。

文字を読むドラマとして、かなり生々しい

『未解決の女』らしさは、現場に残された文字から人間の奥へ潜っていくところにある。

遺留品としての文字、書き癖、言葉の選び方、そこに出る無意識。

今回はそれが紙ではなく、身体に刻まれたタトゥーだった。

消せない文字だからこそ、深谷の執着がより重く見える。

手に刻むという行為は、ただ記憶しておくこととは違う。

見るたびに思い出す場所へ、わざわざ橋詰を置いている。

忘れたいのではなく、忘れない自分でいたいのだ。

ここで深谷の気持ちは、恋というより儀式に近くなる。

橋詰を殺した現実を背負うためというより、橋詰を愛した自分を保存するための儀式だ。

だから怖い。

死者を悼む顔をしながら、自分の物語を完成させようとしている。

鳴海がそこへ「あなたは橋詰を愛していたのでは」と切り込むと、深谷は笑う。

あの笑いで、タトゥーの意味が一気に生臭くなる。

美しい英語でも、古典の引用でも、最後に残るのは人間の湿った未練だ。

文字は嘘をつかない、とは言い切れない。

文字は嘘にもなる。

飾りにもなる。

自分を騙す道具にもなる。

けれど、選んだ言葉には必ずその人間の欲がにじむ。

深谷が「Good Night, Sweet Prince」を選んだことには、橋詰を美しく眠らせたい気持ちと、橋詰を自分の物語の王子にしておきたい欲が同時に入っている。

そこまで読ませるから、このタトゥーはただの手がかりで終わらない。

むしろ事件の中で一番、深谷栄斗の心の狭さと痛さを語っていた。

三億円事件のトリックより、人間関係のほうが雑で怖い

「令和の三億円事件」と聞けば、現金輸送、偽装強盗、ガス、逃走ルート、そういう仕掛けに目が行く。

だが本当にざらつくのは、計画そのものより、関わった人間たちの心の扱い方の雑さだ。

金を動かす前に、全員が誰かの弱さを踏み台にしている。

金に狂ったというより、愛に負けた話だった

三億円という金額は、事件を大きく見せるための看板としては抜群に強い。

けれど、深谷栄斗の行動を追っていくと、金だけで説明すると妙に薄くなる。

たしかに深谷は金を奪った。

水谷幸太郎を誘い、計画を横取りするような形で三億円を自分たちのものにしようとした。

だが、金を手にしたあとも深谷は満たされていない。

東京を離れても、何をやっても、橋詰旺司が頭から消えない。

金で人生を変えたかった男ではなく、橋詰旺司に囚われたまま人生を進められなかった男に見える。

ここが嫌なところだ。

金目当ての犯人なら、欲望は下品でもまだ直線的だ。

奪いたかった、逃げたかった、贅沢したかった。

そのほうがまだわかりやすい。

しかし深谷は違う。

橋詰への憧れ、失望、未練、怒り、独占欲が混ざっている。

そこに三億円という現実の重さが入り、事件はどんどん歪む。

愛に負けた人間が金を持つと、金まで感情の道具になる。

深谷にとって三億円は、自由になるための金ではなく、橋詰から自分の人生を奪い返したつもりになるための小道具だったのかもしれない。

三億円が深谷を救わなかった理由

  • 本当に欲しかったのは金ではなく、橋詰旺司から向けられる特別な視線だった。
  • 事件後に逃げても、橋詰への未練だけは置き去りにできなかった。
  • 奪った金では、憧れた男に裏切られた感覚を埋められなかった。

水谷幸太郎まで巻き込んだ時点で、もう救いがない

深谷栄斗の罪で特に重いのは、水谷幸太郎を巻き込んだことだ。

水谷は実行犯として車を襲う。

けれど、ガスが噴射され、西園綾音と運転手が死んでしまう。

ここで事件は、偽装強盗の枠を完全に超える。

金を奪うための計画ではなく、人の命を奪った犯罪になる。

それでも深谷は止まらない。

水谷が三人も殺したと自白しそうになると、今度はその水谷を殺す。

自分の罪を隠すために、共犯者の命まで処分している。

ここに恋の余韻など入る余地はない。

水谷の存在は、深谷の身勝手さをはっきり浮かび上がらせる。

橋詰への感情は、深谷本人の中では特別なものだったのだろう。

だが水谷からすれば、そんなことは知らない。

他人のこじれた恋や憧れの後始末に使われ、犯罪に引き込まれ、最後には殺される。

あまりにも雑だ。

深谷は自分の感情だけを大事にしているくせに、他人の人生は簡単に踏み潰す。

被害者ぶった顔の裏で、他人を駒として扱っている。

ここを見落とすと、深谷がただの哀しい男に見えてしまう。

違う。

哀しいのは事実でも、やったことは最低だ。

.深谷の恋がどれだけ苦しかったとしても、水谷には関係ない。西園にも運転手にも関係ない。関係ない人間まで沈めた時点で、もう美談の席には座れない。.

運転手まで死んでいるのに、恋の悲劇みたいに語るな

西園綾音の死は、事件の中心人物としてまだ語られやすい。

カリスマ社長で、橋詰の元恋人で、偽装強盗計画の発端にも関わっている。

だが運転手は違う。

巻き込まれただけだ。

橋詰の弱さも、深谷の執着も、西園の欲も、何ひとつ背負う必要がなかった人間だ。

それなのに死んでいる。

この一点が、事件を一気に冷たくする。

誰かの恋のこじれや金の計画で、関係ない命が奪われている。

ここを軽く流すと、物語の毒が薄まってしまう。

深谷が橋詰をどれだけ好きだったか。

橋詰がどれだけだめな人だったか。

タトゥーに込めた言葉がどれだけ切なかったか。

そんなものは、運転手の死の前では全部言い訳になる。

人を愛することは勝手だ。

幻滅することも、憎むことも、忘れられないことも勝手だ。

だが、その感情で無関係の人間を巻き込んだら、もうただの加害だ。

三億円事件の本当の後味の悪さは、派手な強奪よりも、命の扱いがあまりに軽いところにある。

ミステリーとして見れば、偽装計画がひっくり返り、過去の関係が暴かれ、タトゥーの文字から犯人の感情までたどり着く流れは面白い。

だが感想として胸に残るのは、人間関係の汚さだ。

橋詰は弱さで人を引き寄せ、西園は金と欲で事件へ近づき、深谷は愛を言い訳に他人を踏み潰す。

誰もまともにブレーキを踏まない。

その結果、三億円より重いものが次々に失われる。

派手な事件名の奥にあったのは、大人たちの欲と未練が腐っていく音だった。

市川由衣の西園綾音は、事件の火種としてちょうど嫌な存在感

西園綾音は、長く画面に残るタイプの被害者ではない。

けれど、彼女が残した火種はしつこい。

カリスマ社長としての顔、橋詰旺司との過去、偽装強盗を口にする危うさ。

市川由衣が演じることで、ただの金持ち女では終わらない、妙に現実味のある嫌な温度が出ていた。

カリスマ社長の欲と橋詰の弱さが噛み合ってしまった

西園綾音は、アパレル企業のカリスマ社長として成功している。

金も地位もあり、人を動かす力もある。

だが、その強さがまともな判断力につながっていない。

むしろ自分の力で何でも動かせると思ってしまった人間の怖さがある。

「令和の三億円事件」を起こそうと言い出す時点で、かなり感覚がズレている。

冗談で済む距離を、本人はとっくに踏み越えている。

西園の怖さは、悪人というより、成功した人間特有の現実を軽く見る感じにある。

そこへ橋詰旺司が戻ってくる。

学生時代に付き合っていた男。

昔の記憶があり、未練か懐かしさか、名前をつけにくい感情がまだ残っている。

橋詰は橋詰で、金に困り、人生に行き詰まり、かつての恋人の力にすがる。

この組み合わせが最悪だ。

西園の金と支配欲、橋詰の弱さと甘えが、ぴたりと噛み合ってしまう。

愛が再燃したというより、過去の関係を利用し合う大人の湿った取引に見える。

ここにロマンはない。

あるのは、昔の恋をきれいに見せながら、実際には互いの弱いところへ手を突っ込んでいる生々しさだ。

西園綾音が火種になった理由

  • 金と立場があるから、危険な計画にも現実味が出てしまう。
  • 橋詰旺司との過去が、冷静な判断をさらに鈍らせる。
  • 周囲が止める前に、本人の言葉が事件の設計図になってしまう。

松田秘書の沈黙が、事件をさらに腐らせた

松田秘書の存在も、かなり嫌な重さを持っている。

彼女は西園と橋詰の連絡係をしていた。

つまり、事件の匂いをまったく知らなかったわけではない。

社長の名誉に傷がつくと思い、黙っていた。

この沈黙が、いかにも大人の組織らしくて嫌だ。

正義より保身。

事実より体裁。

人が死んでいるのに、まず守ろうとするのが会社や社長の名誉という感覚。

松田の沈黙は、事件を止めるための沈黙ではなく、臭いものにふたをする沈黙だった。

もちろん、松田だけを責めれば済む話でもない。

社長の近くにいる人間ほど、社長の言葉に逆らいにくい。

会社の空気、上下関係、恩義、恐れ。

そういうものが積み重なると、人は「おかしい」と思っても口を閉じる。

だからこそ怖い。

松田は怪物ではない。

どこにでもいそうな、仕事のできる人間が、組織の論理で沈黙を選んだだけにも見える。

だが、その「だけ」が事件を腐らせる。

.松田の黙秘は、忠誠心に見えて、結局は誰も救っていない。社長も、橋詰も、被害者も、自分自身も救えない沈黙ほど虚しいものはない。.

誰も止まれなかった大人たちの末路

西園綾音、橋詰旺司、松田秘書。

この三人だけを見ても、誰か一人がどこかで止まっていれば、事件は別の形になっていたかもしれない。

西園が馬鹿げた計画を口にしなければ。

橋詰が土下座してまで深谷に頼まなければ。

松田が名誉より事実を選んでいれば。

水谷幸太郎が巻き込まれることも、西園や運転手が命を落とすことも、橋詰が過去に引きずり戻されることもなかったかもしれない。

だが全員が少しずつ間違える。

そして、その少しずつの間違いが、最後には人を殺すほど大きくなる。

市川由衣の西園綾音は、死んだあとも「そもそもこの人が妙な計画を出さなければ」という苦い引っかかりを残す。

被害者ではある。

そこは揺るがない。

だが、完全に同情だけで包める人物でもない。

成功した女の強さと危うさ、橋詰への未練、金を動かせる立場の軽率さ。

それらが混ざって、事件の火薬庫になっている。

西園綾音は殺された側でありながら、悲劇の入口を開けた側でもある。

この人物を市川由衣が演じることで、妙な説得力が出ていた。

派手すぎないのに、社長としての圧はある。

冷たく見えるのに、橋詰と再会した過去の女としての揺れもある。

だから西園は、ただの事件の被害者で終わらない。

橋詰を動かし、松田を黙らせ、深谷の嫉妬と執着を刺激する。

本人が意図した以上に、周囲の人間の欲を起こしてしまった女だ。

そう考えると、三億円事件は最初からトリックではなく、人間関係の火災だった。

誰かが火をつけ、誰かが油を注ぎ、誰かが見ないふりをした。

その結果、燃えたのは金ではなく、人の人生だった。

戸塚純貴に全部刺された、という感想で落ち着く

事件名は派手だった。

三億円という数字も強い。

だが見終わって残るのは、現金の行方でも偽装強盗の仕掛けでもない。

橋詰旺司を見つめる深谷栄斗の目と、「大好きだった」と笑う戸塚純貴の薄気味悪さだ。

竹財輝之助と戸塚純貴の距離感が毒だった

橋詰旺司と深谷栄斗の関係は、はっきり名前をつけられないところが一番いやらしい。

恋人だったとは言い切れない。

ただの先輩後輩とも言い切れない。

橋詰は深谷に夢を見せた。

俳優にも向いている、スターにしてやる。

若い深谷にとって、その言葉は人生の中心に置きたくなるほど甘かったはずだ。

竹財輝之助の橋詰には、そう思わせるだけの弱い色気がある。

強引に支配する男ではない。

むしろ頼りない。

だがその頼りなさが、人の庇護欲や執着を変な方向へ伸ばしてしまう。

橋詰旺司は、相手を突き放すほど冷たくもなく、責任を取るほど誠実でもない。

その中途半端なぬるさが、深谷栄斗をいちばん壊した。

戸塚純貴の深谷は、橋詰を責めながら、まだ橋詰を手放していない。

だめな人だったと言う口元に、捨てきれない愛着が残っている。

ここが痛い。

本当に嫌いになれたなら、たぶん深谷はここまで壊れなかった。

忘れられない。

でも許せない。

許せないのに、まだ自分の中では王子様のように飾っている。

愛と憎しみが混ざった人間は、もう相手を見ていない。

自分の中で膨らんだ相手の幻影を見ている。

深谷が本当に抱きしめていたのは、橋詰本人ではなく、橋詰に認められた昔の自分だったのかもしれない。

.竹財輝之助がだめな男をやると、ただのクズで終わらない。戸塚純貴が壊れた男をやると、ただの犯人で終わらない。この組み合わせ、湿度が高すぎる。.

事件の派手さより、犯人の心の狭さが記憶に残る

令和の三億円事件という看板は、かなり大きい。

けれど実際に胸へ引っかかるのは、深谷栄斗の心の狭さだ。

金を奪った。

水谷幸太郎を巻き込んだ。

西園綾音と運転手を死なせた。

自白しそうになった水谷を殺した。

橋詰旺司への思いを抱えながら、橋詰の死にもつながっていく。

これだけのことをしておいて、最後に残る言葉が「大好きだった」なのだから、たまらない。

好きだったことは事実でも、それは誰かを殺していい理由には一ミリもならない。

深谷は自分の傷にだけ敏感で、他人の痛みには鈍い。

そこが本当に嫌だ。

橋詰に夢を見せられた自分。

橋詰に失望した自分。

橋詰を忘れられなかった自分。

深谷の世界はずっと自分中心に回っている。

水谷にも人生があった。

運転手にも生活があった。

西園にも罪や欲があったとして、それでも殺されていい理由にはならない。

だが深谷の物語の中では、みんな橋詰との関係を完成させるための脇役みたいに扱われている。

それが深谷栄斗の最低さだ。

感想として残ったもの

  • 戸塚純貴の笑顔が、犯人の自己陶酔を妙に生々しく見せていた。
  • 竹財輝之助の橋詰旺司は、弱いのに人を狂わせる危険な男だった。
  • 三億円事件の派手さより、愛を言い訳にした身勝手さのほうが後を引いた。

愛を言い訳にした男の最低さが残る

深谷栄斗を悲しい犯人として見ることはできる。

憧れた相手に失望し、忘れられず、再会してしまったことで過去の感情がよみがえる。

その筋だけを抜き出せば、切ない話に見えなくもない。

だが、切なさに酔わせないところがよかった。

鳴海理沙がタトゥーの意味を読み、橋詰への愛を突きつける。

深谷は笑う。

あの瞬間、たしかに愛はあったのだとわかる。

同時に、その愛が完全に腐っていたこともわかる。

愛があったから罪が軽くなるのではない。

愛があったのに、ここまで他人を踏みにじったから余計に重い。

『未解決の女 Season3』の中でも、かなり感情の湿度が高い事件だった。

文字を読むというシリーズの軸も、タトゥーという身体に刻まれた言葉でしっかり効いていた。

紙に残った文字ではなく、肌に刻んだ文字。

消えない場所に橋詰旺司を残した深谷栄斗。

そこには弔いもある。

未練もある。

そして、自分の愛をきれいなものとして保存したい欲もある。

その全部が混ざって、嫌な後味になっていた。

竹財輝之助の橋詰旺司は、死んだあとまで人を惑わせる男だった。

戸塚純貴の深谷栄斗は、愛していたと言いながら他人を壊す男だった。

市川由衣の西園綾音は、事件の火種として大人の欲をまとっていた。

そして、鳴海理沙たちは文字の奥に隠れた感情を引きずり出した。

派手な事件名に釣られて見たら、最後に残ったのは三億円ではなく、ひとりの男の狭くて暗い愛だった。

そこが面白くて、そこが最低で、そこが一番忘れにくい。

この記事のまとめ

  • 令和の三億円事件は、金より執着が怖い物語
  • 深谷栄斗の「大好きだった」は美談ではない
  • 戸塚純貴の笑顔が、犯人の気味悪さを増幅
  • 橋詰旺司は弱さで人を狂わせる危険な男
  • タトゥーの文字に深谷の未練と自己陶酔がにじむ
  • 愛を言い訳に他人を壊した最低さが残る

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