『御上先生』第7話あらすじとネタバレ感想｜退学問題とPMS、生徒たちの抗議が学校を動かす！

ドラマ『御上先生』第7話では、生徒の退学問題とPMS（生理前症候群）、そして貧困の現実がテーマとなり、大きな波乱が巻き起こりました。

椎葉春乃（吉柳咲良）はバイトや万引きの問題から退学を言い渡されますが、御上（松坂桃李）やクラスメイトが立ち上がり、学校側と激しく対立する展開に。

さらに、御上のクラスの成績低下を理由に、彼を文科省に復帰させようとする動きが水面下で進んでいることも明らかに。

この記事では、第7話のストーリーを振り返りつつ、重要なポイントや視聴者の反響を解説します。

『御上先生』第7話のあらすじ｜椎葉春乃の退学問題が勃発

『御上先生』第7話では、生徒の椎葉春乃（吉柳咲良）が退学の危機に直面します。

彼女は生活苦からバイトをしていましたが、その中に出会い系アプリのサクラという問題が含まれており、学校側は「詐欺行為にあたる可能性がある」として厳しく対応。

さらに、万引きをしたことも発覚し、ついに退学処分が決定されます。

バイトと万引きで退学処分に

椎葉は家庭の経済状況が厳しく、生活費を稼ぐためにバイトを掛け持ちしていました。

しかし、バイトの一つが問題視され、さらに万引きが発覚したことで、学校側は「学校の風紀を乱す」として即退学を決定。

御上（松坂桃李）は「手を差し伸べるべき生徒こそ救うべきでは？」と抗議しますが、学校側は「規則だから」と取り合いません。

クラスメイトたちの抗議活動が始まる

椎葉の退学処分に納得がいかないクラスメイトたちは、彼女を救うための署名活動を開始します。

「絶対的貧困と相対的貧困の違い」「学校の役割とは何か」といった議論が巻き起こり、生徒たちは教育の在り方を問う形に。

果たして、彼らの声は学校に届くのでしょうか？

PMSと貧困が絡む深刻な問題

『御上先生』第7話では、椎葉春乃の退学問題の背景に、貧困やPMS（生理前症候群）といった社会問題が絡んでいることが明らかになります。

家庭の事情で生活が厳しく、十分な医療やケアを受けられない彼女にとって、日常の困難は想像以上に大きなものでした。

このエピソードを通して、教育現場における生理の貧困や女性特有の健康問題への理解不足が浮き彫りになっています。

椎葉の生活環境とPMSの影響

椎葉は、かつて和菓子屋を営んでいた祖父母と暮らしていましたが、経済的な問題で店を手放し、祖父母を施設に預けることになりました。

それ以来、彼女の体調は悪化し、生理痛も重くなったと語ります。

しかし、彼女には相談できる相手もおらず、一人で問題を抱え続けていました。

御上（松坂桃李）は彼女の話を聞き、PMSのつらさに寄り添おうとするものの、教師としてどこまで踏み込めるのか悩む姿が描かれました。

生理の貧困と学校の無理解

椎葉の問題を受け、生徒たちの間で「生理の貧困」についての議論が起こります。

「世界中に生理と関係のない人間なんていないのに、どうしてこんなに理解がないのか？」という問いが投げかけられ、学校の対応にも疑問が向けられます。

しかし、学校側はこの問題に対して具体的な対応を示さず、むしろ「退学処分の正当性」を主張するばかり。

これに対し、生徒たちは「学校がすべきことは、生徒を切り捨てることではなく、支援することではないか？」と抗議を強めていきます。

このエピソードは、単なる「生徒の退学問題」ではなく、貧困や生理の問題に対する社会の理解不足を問う重要なテーマを含んでいました。

文科省への復帰計画？ 御上の進退が問われる

『御上先生』第7話では、椎葉春乃の退学問題の裏で、御上（松坂桃李）を文科省に復帰させようとする動きが進んでいることが明らかになります。

これは単なる「異動」ではなく、学校の勢力争いに関わる重要な決定となりそうです。

御上は教育現場に残るのか、それとも再び官僚の道へ戻るのか――彼の選択が注目されます。

成績低下を理由に文科省復帰の動き

塚田幸村（及川光博）と古代真秀（北村一輝）の会話の中で、御上のクラスの成績が低下していることが指摘されます。

「これを機に御上を文科省に戻すべきではないか？」と話す塚田に対し、古代は動揺。

彼が御上の味方なのか、それとも別の思惑があるのかはまだ不明ですが、学校の内部で対立が激化していることが伝わります。

学校改革を続けるか、それとも官僚の道へ？

御上はこれまで、教育現場に寄り添いながら、生徒の問題を解決しようと尽力してきました。

しかし、文科省への復帰話が進む中で、彼自身も「自分は教師として正しい選択をしているのか？」と葛藤し始めます。

「文科省に戻れば、日本の教育制度そのものを変えることができるかもしれない」という可能性もあり、決して悪い話ではありません。

しかし、生徒たちの信頼を得てきた御上にとって、現場を離れる決断は簡単ではないはずです。

今後の展開では、御上がどちらの道を選ぶのか、そして学校内の権力争いがどのように決着するのかが注目されます。

『御上先生』第7話の感想と考察

『御上先生』第7話は、退学問題・貧困・PMS・教育の在り方と、複数の社会的テーマが絡み合った回となりました。

物語が単なる学園ドラマの枠を超え、現実社会の問題を鋭く描く内容にシフトしているのが特徴です。

また、御上の文科省復帰の動きも浮上し、今後のストーリーに大きな影響を与えそうです。

生徒の団結と変化を求める声

退学問題に対して、生徒たちが署名活動を行い、学校に抗議する展開は、多くの視聴者に共感を与えました。

特に、富永蒼（蒔田彩珠）が「今、私たちが一番大事にすべきことは何か？」と問いかけた場面は印象的で、教育の本質を考えさせられるシーンでした。

「学校のルールだから仕方がない」ではなく、「本当に生徒のためになる決定なのか」を問う姿勢は、今の社会にも必要な視点と言えるでしょう。

社会問題をリアルに描くドラマの魅力

今回のエピソードでは、生理の貧困やPMSの問題がストーリーに組み込まれ、「生理はタブーではなく、話し合うべきもの」というメッセージが強く伝えられました。

また、家庭の事情で退学を迫られる椎葉の姿は、経済格差が教育に与える影響をリアルに映し出しています。

これらのテーマをドラマの中で扱うことで、視聴者に「社会の課題」を考えさせる構成になっているのが本作の魅力と言えます。

さらに、御上の進退問題も加わり、次回以降の展開がますます気になる回となりました。

まとめ｜『御上先生』第7話は教育の在り方を問う回だった

『御上先生』第7話は、単なる学園ドラマではなく、社会問題を深く掘り下げた回となりました。

椎葉春乃の退学問題を通じて、貧困やPMS、生理の貧困といった現実の課題が浮き彫りになり、多くの視聴者に強い印象を残しました。

また、御上を文科省に復帰させようとする動きが進む中で、彼の教育者としての信念が試される展開も描かれました。

今回のエピソードを振り返ると、以下のポイントが特に重要です。

• 椎葉春乃の退学問題を巡る生徒たちの抗議が学校を動かした
• 貧困やPMSの問題が教育現場でどのように扱われるべきかが問われた
• 御上の文科省復帰計画が進行し、彼の今後の選択が注目される

今後の展開では、御上が現場に残るのか、それとも文科省に戻るのか、また学校の改革がどこまで進むのかが焦点となりそうです。

次回のエピソードにも期待が高まります！