NHKドラマ『地震のあとで』はいつから放送？放送開始日や内容を解説！

NHKの新ドラマ『地震のあとで』が話題になっていますが、「いつから放送なの？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本作は村上春樹の短編小説を原作にした全4話構成のドラマで、阪神・淡路大震災から30年を迎える2025年の節目に合わせて制作されました。

この記事では、NHKドラマ『地震のあとで』の放送開始日（いつから）を中心に、キャストやあらすじを簡潔に紹介します。

NHKドラマ『地震のあとで』はいつから？放送開始日と時間をチェック！

NHK土曜ドラマ『地震のあとで』は、2025年に放送される注目作です。

このドラマの放送開始日「いつから？」という疑問に対して、公式から明確にアナウンスされています。

放送開始日・放送時間・放送回数などの詳細をここでしっかりチェックしておきましょう。

NHKドラマ『地震のあとで』は、2025年4月5日（土）夜10時から放送がスタートします。

放送枠はNHK総合テレビの土曜夜10時枠で、全4話の構成となっています。

つまり、4週連続で1話ずつ放送される形で、毎週土曜日の夜はこのドラマに注目です。

初回放送日である「4月5日」がもっとも重要なチェックポイントです。

この日を逃すと物語の流れを掴みにくくなるため、録画予約や視聴準備は早めに行っておくと安心ですね。

また放送時間は22時00分から22時45分までの45分間となっており、比較的観やすい時間帯と言えるでしょう。

ドラマを見逃してしまった場合は、NHKプラスでの見逃し配信も活用できます。

ただし、NHKプラスの利用には事前の登録が必要なので、こちらもあらかじめ準備しておくと安心です。

土曜夜10時は、「地震のあとで」を観る時間として予定に組み込んでおきましょう。

『地震のあとで』のドラマ概要とは？

『地震のあとで』は、村上春樹の連作短編小説『神の子どもたちはみな踊る』を原作とした全4話のドラマ作品です。

阪神・淡路大震災から30年の節目となる2025年に合わせ、震災の「あと」を生きる人々の喪失と再生をテーマに描いています。

このドラマは単なる震災再現ドラマではなく、心に深く残った「揺れのあと」を丁寧に描く異色の群像劇となっています。

原作の舞台は1995年の震災直後ですが、今回のドラマでは時代設定が1995年から2025年にまで拡張され、30年間にわたる「地震のあと」の記憶と影響が描かれます。

登場人物たちは皆、震災を「直接体験していない」側に位置しており、“遠く離れた場所で心を揺らされた人たち”の物語が紡がれていきます。

それぞれの物語には「喪失」「違和感」「空白」といったテーマが静かに通底しており、心理的な“揺れ”を描写する演出が特徴です。

脚本を手がけたのは、映画『ドライブ・マイ・カー』の脚本も担当した大江崇允氏。

演出には、震災を描いた名作ドラマ『その街のこども』や『あまちゃん』の井上剛氏が参加しており、映像美と静けさのなかに確かな痛みを感じる作品になりそうです。

「地震」そのものよりも、「地震のあと」の人生をどう生きるかという視点が本作の最大の特徴であり、多くの視聴者の共感を呼びそうです。

キャスト情報：各話ごとに豪華俳優陣が主演！

『地震のあとで』は全4話それぞれに異なる主人公が登場する構成で、それぞれを演じる俳優陣が非常に豪華です。

演技派の俳優たちが、震災の余波に揺れる人間模様を繊細に表現します。

1話完結型でありながら、全体として「地震のあと」をつなぐテーマ性を持つ連作として展開されます。

第1話の主人公・小村を演じるのは、映画やドラマで活躍する岡田将生さん。

妻が突然いなくなった理由を追うという内面的な役柄を、静かな葛藤と余韻で表現します。

小村の妻・未名役は橋本愛さんで、ミステリアスな存在感が印象的です。

第2話では、海辺の町で暮らす家出少女・順子を鳴海唯さんが演じます。

兵庫県出身で震災を身近に感じて育ったという彼女の演技は、役柄への没入感とリアリティを生み出しています。

焚き火をともにする画家・三宅役は黒崎煌代さんが務めます。

第3話の主人公・善也には、音楽や演技で個性を放つ渡辺大知さん。

「神の子」として育てられた過去と、震災後に信仰を捨てた青年の葛藤を、繊細な表情で描いています。

少年時代の善也を演じるのは黒川想矢さん、善也の会社の同僚・ミトミには木竜麻生さんが配されています。

そして第4話では、定年後の元銀行員・片桐を佐藤浩市さんが熱演。

不思議な「かえるくん」と再会し、東京の地震を阻止するという奇妙で深い人間ドラマが展開されます。

片桐の同僚役に津田寛治さんも登場し、ベテランの演技合戦にも注目です。

ドラマ『地震のあとで』のあらすじを紹介

『地震のあとで』は、阪神・淡路大震災の影響を“間接的に”受けた人々の物語を描く全4話のドラマです。

直接の被災者ではない登場人物たちが、それぞれの「揺れのあと」と向き合う姿が静かに、そして深く描かれます。

それでは各話のあらすじを簡潔にご紹介します。

第1話「UFOが釧路に降りる」

1995年、阪神・淡路大震災のニュース映像に釘付けになった妻・未名（橋本愛）が、突然姿を消します。

夫の小村（岡田将生）は茫然自失のまま、後輩に託された「箱」を届けに釧路へと旅立ちます。

釧路で出会う不思議な女性たちとの出会いの中で、“喪失”の意味を見つめ直す旅が始まります。

第2話「アイロンのある風景」

2011年、東日本大震災の直前。家出をして茨城の海辺の町に流れ着いた順子（鳴海唯）は、流木を拾って焚き火をする画家・三宅と出会います。

やがてふたりは火を囲む時間を通して心を通わせていきますが、三宅がかつて神戸で過ごした過去が語られることで、物語は静かに深みを増していきます。

海と火が象徴的に描かれる、孤独と癒しの物語です。

第3話「神の子どもたちはみな踊る」

東日本大震災をきっかけに信仰を捨てた青年・善也（渡辺大知）が、2020年の地下鉄で“耳の欠けた男”を見つけます。

それは自分の父かもしれない男でした。

信仰、家族、そして自分の存在の根源に向き合うこの話は、精神的な「揺れのあと」を描いた一編です。

第4話「続・かえるくん、東京を救う」

2025年、東京。漫画喫茶で暮らす元銀行員・片桐（佐藤浩市）の前に、突然「かえるくん」が再び現れます。

かつて東京を救ったと語る“かえるくん”とともに、片桐は再び巨大な脅威「みみずくん」と対峙することになります。

不条理で幻想的な世界観の中に、人間の再生と記憶が静かに浮かび上がる最終話です。

『地震のあとで』いつからか気になったら要チェックのまとめ

NHK土曜ドラマ『地震のあとで』は、2025年4月5日（土）よる10時から、NHK総合でスタートします。

全4話構成で、毎週土曜に1話ずつ放送される予定です。

録画予約やスケジュールの確認を早めに済ませておくと安心です。

本作は、村上春樹の短編集をもとに、「地震のあと」で人生が静かに揺らいでいく人々の姿を描いています。

直接的な災害描写ではなく、“心の余震”や“見えない傷”に焦点を当てた深みのあるドラマです。

多くの人にとって、あの日の出来事は過去になっていない——そんな気づきを与えてくれるかもしれません。

「いつから始まるの？」と気になった方は、4月5日（土）をしっかりチェック！

そして、毎週土曜の夜10時には、静かで深い物語の世界に浸ってみてください。

“地震のあと”を生きるすべての人に寄り添う、珠玉のドラマです。