2025年4月から放送が開始されたNHK土曜ドラマ『地震のあとで』は、村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作に、震災から30年後の世界を描いた話題作です。
本記事では、『地震のあとで』のロケ地や撮影場所を網羅し、物語の背景とリンクする実在のスポットをご紹介します。
釧路、茨城、東京を中心に、各話の時代背景と合わせてドラマの世界観を体感できるロケ地巡りのヒントをお届けします。
- NHKドラマ『地震のあとで』の全ロケ地情報
- 時代ごとの物語と撮影地の関係性
- ロケ地巡りを楽しむための観光スポットとアクセス
『地震のあとで』の主要ロケ地はどこ?シーン別に徹底解説!
ドラマ『地震のあとで』は、震災後の日本を多角的に描いた4つの物語から構成されており、それぞれのエピソードに対応したロケ地が物語に深みを加えています。
釧路・茨城・東京など、日本各地のリアルな風景が使用されており、視聴者に強い臨場感を与えています。
ここでは各話のシーンとロケ地を対応させてご紹介します。
第1話「UFOが釧路に降りる」:釧路空港・幣舞橋周辺
この物語では、阪神・淡路大震災のニュースに取り憑かれた主人公・小村(岡田将生)が、妻の失踪をきっかけに釧路を訪れるシーンが印象的です。
釧路空港や幣舞橋(ぬさまいばし)周辺の港町の風景が、主人公の心情を映し出す舞台となりました。
釧路駅周辺やフィッシャーマンズワーフMOOも旅の拠点として使用されたとされ、撮影地として重要な役割を果たしています。
第2話「アイロンのある風景」:ひたちなか市の海辺と流木の焚き火シーン
この回では、東日本大震災後の海辺の町が舞台です。茨城県ひたちなか市の海岸沿いでの焚き火のシーンは、主人公・順子(鳴海唯)の孤独や喪失感を象徴的に描いています。
流木を集めるシーンはリアルな自然と向き合う描写として、視聴者の記憶に残る場面となっています。
この他、那珂湊周辺やひたちなか海浜鉄道沿線も撮影候補地として挙げられており、アクセスの良さも魅力です。
第3話「神の子どもたちはみな踊る」:祐天寺や東京地下鉄での宗教と再会の物語
2020年の東京を舞台にしたこのエピソードでは、宗教二世として育った青年・善也(渡辺大知)の心の葛藤が描かれます。
東京都目黒区の祐天寺は、宗教団体の活動シーンで登場し、静かな住宅街の中に存在する異質な空間を印象的に映し出します。
また、東京メトロの地下鉄車内では、主人公が父親らしき人物と接触する場面が撮影され、都市の喧騒と孤独が対比的に描かれました。
第4話「続・かえるくん、東京を救う」:新宿・六本木・オーディオ店など都市の風景
最終話は2025年が舞台となり、“かえるくん”と片桐(佐藤浩市)が再会する幻想的なストーリーです。
新宿や六本木、相模原市のオーディオ店など、現代東京を象徴するような場所が使われています。
ロケ地にはジュピターオーディオや羽田空港付近も含まれており、現代都市のリアルな風景と、非現実的な物語が美しく融合しています。
ひたちなか市で撮影されたスポットの詳細とアクセス情報
茨城県ひたちなか市は、『地震のあとで』において物語の鍵を握る重要なロケ地となっています。
ネットカフェや海岸沿いなど、異なるエピソードで使われており、都市部とは異なる開放的な風景が、登場人物の心情や物語の展開を引き立てています。
ここでは、具体的な撮影場所の候補やアクセス情報を詳しく紹介します。
ネットカフェ撮影地:快活CLUBやコミックバスターなど候補地3選
片桐(佐藤浩市)が漫画喫茶で生活する場面は、ひたちなか市内のネットカフェで撮影されたとされています。
有力な候補地として挙げられているのが以下の3店舗です。
- 快活CLUBひたちなか店:大型駐車場と明るい店内が特徴
- DVD鑑賞金太郎ひたちなか6号店:静かなロケーションで落ち着いた雰囲気
- コミック・バスター勝田駅前店:駅近の利便性から撮影に使われた可能性も
どの店舗で撮影されたかの公式発表はないものの、いずれも劇中の雰囲気に合致しています。
海岸沿いの撮影スポットと見どころ:阿字ヶ浦駅周辺や海浜公園エリア
順子(鳴海唯)が登場する第2話では、海辺で流木を集め焚き火をする印象的なシーンが描かれます。
このシーンは、ひたちなか市の阿字ヶ浦海岸や、その周辺で撮影された可能性が高いです。
近くには国営ひたち海浜公園もあり、ドラマの風景とともに自然美を楽しむことができます。
アクセス情報:東京からひたちなか市への行き方
東京からひたちなか市へは、以下の方法でアクセス可能です。
- 電車:JR常磐線で勝田駅まで約90分。そこからひたちなか海浜鉄道で阿字ヶ浦駅へ。
- 車:常磐自動車道「日立南太田IC」から約30分。
ネットカフェも海岸も比較的近距離にあるため、ロケ地巡りには最適なエリアです。
また、ひたちなか市観光協会では今後ロケ地マップの公開やイベントも予定されているとの情報もあります。
釧路市のドラマロケ地と見どころまとめ
第1話「UFOが釧路に降りる」では、北海道・釧路市が主な舞台となり、旅のはじまりと再生の予感が描かれました。
この物語の中で、釧路の風景は単なる背景ではなく、登場人物の内面を映し出す象徴的な存在となっています。
ここでは、撮影が行われたとされるロケ地とその魅力をご紹介します。
釧路駅・フィッシャーマンズワーフMOO周辺での重要シーン
小村(岡田将生)が旅先で立ち寄る釧路駅周辺は、1995年当時の空気感を感じさせるロケーションです。
釧路駅の古びたプラットフォームや、近くにある釧路フィッシャーマンズワーフMOOでは、物語の中でも“観光地なのにどこか哀愁が漂う空間”として描かれています。
MOO内のウッドデッキや岸壁付近では、旅行者やガイドとの交流シーンも撮影された可能性があり、旅の臨場感を高めてくれます。
幣舞橋の情景が演出する“喪失と旅”の世界
釧路のシンボルともいえる幣舞橋(ぬさまいばし)は、静かな港町に流れる空気を象徴するスポットです。
この橋の上では、登場人物が過去と向き合いながら一歩踏み出す心の変化を表現する場面が撮影されたと考えられています。
夕日や霧がかった釧路川の風景が加わることで、より詩的で幻想的な映像美が実現されました。
アクセス情報とロケ地巡りのおすすめポイント
釧路市へのアクセスは以下の通りです。
- 飛行機:東京(羽田)から釧路空港まで約1時間40分。
- 空港から市内:釧路空港から釧路駅までバスで約45分。
また、ロケ地巡りをするなら、幣舞橋~MOO~釧路駅をつなぐウォーキングルートが特におすすめです。
地元観光協会では、ドラマ放送後にロケ地マップやスタンプラリーの開催も検討されているとのことで、ファンには見逃せないエリアです。
東京都内のロケ地:都市と再生を描く舞台裏
『地震のあとで』の物語は、東京という大都市を舞台に、人々の再生と葛藤を描く重要なパートでもあります。
2020年と2025年、それぞれの時代を反映する場所がロケ地として選ばれており、都市の持つ喧騒と孤独が繊細に表現されています。
ここでは、各話に登場する都内の主要なロケ地を詳しく紹介します。
宗教団体シーンの舞台:目黒区祐天寺の実在ロケ地
第3話「神の子どもたちはみな踊る」では、主人公・善也(渡辺大知)が育った宗教団体の世界が描かれます。
ロケ地は東京都目黒区の祐天寺で、実際に宗教施設や古い住宅街が並ぶ落ち着いた地域です。
信者役の大規模エキストラ募集もあり、この場所が物語の重要な舞台として選ばれたことがうかがえます。
新宿・丸の内・渋谷での都会的演出と社会背景
第4話「続・かえるくん、東京を救う」では、片桐(佐藤浩市)の現実と幻想が交錯する都市風景が描かれます。
ロケ地は新宿・丸の内・渋谷などの都心部が中心で、ビジネス街や雑踏の中に生きる人々の姿がリアルに映し出されています。
オフィス街でのスーツ姿の通勤シーンや、渋谷の雑踏に紛れた“かえるくん”の幻想シーンなど、日常と非日常が交錯する場面が印象的です。
羽田空港やクラブシーン:都市の多様性を象徴するロケ地
また、物語終盤に登場するクラブのシーンは、東京都港区六本木のクラブで撮影されました。
非日常的な空間とエンタメ性が融合する場所として、物語に刺激と深みを与えています。
さらに、羽田空港付近では旅行客役のエキストラが募集されており、片桐の旅や移動の場面にも登場することが期待されます。
エキストラ募集から読み解く隠れたロケ地のヒント
ドラマ『地震のあとで』のロケ地は、公式に発表されている場所以外にも、エキストラ募集情報から推測できる“隠れた撮影地”が存在します。
エキストラの募集内容は、登場人物の動きや物語の背景を知る重要な手がかりとなるのです。
ここでは、募集内容から見えてくるロケ地とシーンを読み解いていきます。
日付と場所からわかる裏設定:鹿嶋市のコンビニ、成田市の電車など
例えば、茨城県鹿嶋市では、第2話で登場する“コンビニ”や“散歩”のシーンが撮影されたとされています。
コンビニの客役や犬を連れた散歩のシーンにエキストラが参加しており、生活感のある風景が演出されていることが分かります。
また、千葉県成田市では、“通勤ラッシュの電車内”を想定した乗客役の撮影が行われており、都市から地方へ移動する描写の可能性も見えてきます。
クラブやオーディオ店の撮影場所と実店舗の可能性
第4話で登場するクラブのシーンは六本木で撮影され、20~40代前半の男女を対象とした客役のエキストラが募集されていました。
これは、都市部の多様な人々の集まる場としての象徴的な演出であると同時に、物語の幻想的な展開への伏線でもあります。
一方、相模原市中央区でのオーディオ店撮影は、生活感とノスタルジーが融合した場面を描く意図があるように感じられます。
候補としては、オーディオスクエア相模原やジュピターオーディオが挙げられており、リアルな音響機器に囲まれた空間が映像美を支えていると考えられます。
撮影日程から浮かび上がる時系列と構成
エキストラ募集日程を追っていくと、物語の撮影順序や構成のヒントが見えてきます。
例えば、5月中旬に東京都新宿区で“朝帰りの若者”や“サラリーマン役”の募集があり、都市の日常を描くシーンが集中的に撮影されたと考えられます。
ロケ地の解釈と組み合わせることで、ドラマ全体の構造をより深く理解することができます。
『地震のあとで』ロケ地をめぐる旅に出よう!観光スポットも紹介
ドラマの世界に深く入り込むには、実際にロケ地を訪れる“聖地巡礼”が効果的です。
『地震のあとで』の撮影地は、いずれも自然や都市の魅力が詰まったスポットばかり。
ここではロケ地周辺の観光地や、ロケ地巡りに適した季節やルートをご紹介します。
ロケ地巡りの前に押さえたいアクセス情報とおすすめ時期
釧路市に行くなら、6月〜9月の初夏がベスト。
霧と夕日が幻想的な港町の風景を体感できます。
一方、ひたちなか市や東京は通年楽しめるエリア。
ロケ地巡りをする際は、公共交通機関と徒歩を組み合わせると効率的です。
- 釧路空港から市内:バスで約45分
- 東京~勝田駅(ひたちなか):JR常磐線で約90分
- 祐天寺駅:東急東横線利用で渋谷から10分ほど
ひたち海浜公園・那珂湊市場・大洗磯前神社など周辺観光地
ひたちなか市を訪れたら、ドラマのロケ地以外にも立ち寄りたいスポットがたくさんあります。
- 国営ひたち海浜公園:ネモフィラやコキアが咲き誇る絶景
- 那珂湊おさかな市場:新鮮な海産物とローカルグルメが充実
- 大洗磯前神社:海にせり出す鳥居が神秘的なパワースポット
ロケ地と観光地を一緒に回ることで、旅の充実度がグッと高まります。
ロケ地巡りに役立つ情報源と今後のツアー展開
放送後には、ロケ地マップや関連ツアーが公開される予定もあります。
以下のサイトをブックマークしておくと便利です。
最新情報をキャッチして、自分だけの“地震のあとで”の世界を旅してみましょう!
『地震のあとで』のロケ地・撮影背景まとめとドラマの世界観
ここまでご紹介してきたように、『地震のあとで』は実在のロケ地を効果的に活用しながら、登場人物たちの“心の震災”と“再生の物語”を丁寧に描いています。
各話の時代背景と対応するロケーションが絶妙にリンクしており、視聴者の感情を深く揺さぶる演出が実現されています。
最後に、ロケ地の構成と世界観について整理してみましょう。
時代設定ごとの背景とロケ地がリンクする演出の魅力
1995年 | 釧路市・東京 | 阪神・淡路大震災直後、喪失と放浪の始まり |
2011年 | 茨城県ひたちなか市 | 東日本大震災と海辺の孤独、再出発のきっかけ |
2020年 | 東京都祐天寺・地下鉄 | 宗教と家族の記憶、アイデンティティの模索 |
2025年 | 東京都内各地・相模原・六本木 | 未来の震災と再会、現実と幻想の交差 |
時代ごとの災害と心の傷に向き合う構成が、ロケ地選びにも反映されているのが分かります。
ロケ地から紐解く“喪失と再生”のストーリー構造
このドラマでは、登場人物たちがそれぞれ異なる時代と場所で“何かを失い、そして立ち上がる”という共通のテーマを持っています。
釧路の霧、ひたちなかの流木、東京の雑踏…どのロケ地も象徴的に使われており、物語と現実をつなぐ接点となっています。
ロケ地巡りを通して体感することで、視聴者自身の記憶や感情ともリンクする仕掛けが見事です。
今後の注目ポイントと楽しみ方
放送後は、NHKや各自治体の公式サイトでロケ地マップやガイドの公開が予定されており、より深い体験ができるでしょう。
さらに、ドラマ視聴×現地訪問という二重の体験を通して、震災の記憶と向き合う機会にもなるはずです。
「地震のあとで」の物語は、今を生きる私たちの姿とつながっています。
- NHKドラマ『地震のあとで』のロケ地を徹底紹介
- 釧路・ひたちなか・東京など実在の撮影地が登場
- 各話の時代背景とロケ地がリンクした構成
- 宗教団体やネットカフェなど印象的な舞台設定
- エキストラ情報から読み解く隠れたロケ場所
- ロケ地巡りに役立つ観光情報やアクセスを掲載
- 釧路の幣舞橋、ひたちなかの海岸など見どころ満載
- 今後のロケ地マップやツアー開催にも期待
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