フィアー・ストリート:プロムクイーン

フィアー・ストリート:プロムクイーン

『フィアー・ストリート:プロムクイーン』ネタバレ感想 呪いと嫉妬のティアラ――赤いレインコートの正体は“家庭”だった

1988年、ティアラをめぐる血の饗宴が始まった。Netflix配信の『フィアー・ストリート:プロムクイーン』は、ティーンの煌めく青春を引き裂くスラッシャーホラーの第4章だ。舞台は呪われた街シェイディサイド。プロムクイーン候補が次々に姿を消し、赤いレインコートを纏った殺人鬼が暗躍する。この物語はただのスプラッターじゃない。母から娘へ、呪いのように継がれる「名誉と恨み」の継承劇だ。“美”と“栄光”の裏で、誰が本当に狂っていたのか。ティアラの光は、街の呪いを照らすだけじゃない――あなた自身の心の闇も照らす。