【おむすび 第105話】あらすじとネタバレ＆感想｜永吉の葬儀と米田家の呪いの結末

NHK朝ドラ『おむすび』第105話が放送されました。物語はいよいよ終盤へと向かい、今回は「米田家の呪い」がテーマとなる回でした。

永吉の葬儀が執り行われ、陽太とエミの結婚話が進む中、紅白出場歌手・山内惠介やラモス瑠偉が弔問に訪れるなど、意外な展開が続きます。

また、佳代の決断や、岐阜から訪れた小松原の息子のエピソードなど、感動と違和感が入り混じる内容に。視聴者の間でも話題となった第105話のストーリーと感想を詳しく振り返ります。

『おむすび』第105話のあらすじ

NHK連続テレビ小説『おむすび』第105話では、永吉の葬儀が執り行われ、米田家の人々がそれぞれの想いを語ります。

陽太とエミの結婚が決まり、新たな未来への一歩が踏み出される中、意外な弔問客たちが登場し、物語は思わぬ方向へと展開していきます。

また、佳代の決断や小松原の息子が語る父の借金の真実など、感動的なシーンが続きました。

永吉の葬儀と意外な弔問客たち

永吉の葬儀には、多くの人々が参列しましたが、特に視聴者の目を引いたのがラモス瑠偉や紅白出場歌手・山内惠介らの登場です。

さらに、故・猪木や引田天功（故人）から弔電が届くという演出もあり、コミカルな要素が加わりました。

視聴者の間では「この演出は必要だったのか？」と意見が分かれましたが、長年の功績を讃えられた永吉の影響力の大きさを示す演出とも言えます。

佳代の決断「私は糸島に残る」

佳代は、家族や親しい人々から「神戸で暮らすこと」を勧められます。

しかし、佳代は「私は糸島が好きだからここにいたい」と語り、移住を断ります。

夫を亡くした悲しみを抱えつつも、自分の意思を貫く佳代の姿に、多くの視聴者が共感しました。

小松原の息子が語る父の借金と意外な真実

岐阜から訪れた小松原の息子が、亡き父がかつて永吉に借金をしていたことを知り、返済しようとします。

しかし、聖人はそれを受け取らず、「永吉に怒られる」と笑いながら話します。

このエピソードは、永吉の人間味あふれるキャラクターを再確認させる場面となりました。

視聴者が注目したポイント

『おむすび』第105話は、感動的なシーンがありながらも、視聴者の間で話題となった疑問点や違和感のある演出がいくつかありました。

特に、弔問客の人選や米田家の呪いの解釈、そして時間経過の不自然さなどが議論を呼んでいます。

ラモス瑠偉や紅白歌手の弔問は必要だった？

今回、永吉の葬儀には紅白出場歌手の山内惠介やサッカー界のレジェンド・ラモス瑠偉が弔問に訪れました。

さらに、猪木や引田天功（故人）からの弔電まで登場するという演出に、視聴者の間では賛否が分かれました。

「永吉の影響力を示すための演出だろう」と好意的に受け取る意見がある一方で、「現実味がなさすぎて違和感を覚えた」という声も多く見られました。

「米田家の呪い」とは何だったのか？

第105話のサブタイトルは「米田家の呪い」。

しかし、実際には呪いというよりも、「家族の運命をどう受け入れるか」というテーマが中心でした。

佳代が「これはもうたたりやね」と語るシーンがありましたが、これはあくまで彼女の亡き夫への愛情からくる言葉でした。

呪いの正体は、過去の因縁や宿命ではなく、「愛する人を失った悲しみ」だったのかもしれません。

時間経過の違和感…小松原家の設定に矛盾？

第105話では、小松原の息子が父の借金を返しに来るというエピソードがありました。

しかし、視聴者からは時間経過の違和感を指摘する声が多数。

小松原の父は洪水の半年後に亡くなったとのことですが、なぜ今になって借金の話が出てきたのか？

また、「親戚に育てられた」という設定があるのに、なぜ父の遺品整理がここまで遅れたのか？

こうした細かい設定のズレが、視聴者の間で疑問を呼んでいます。

『おむすび』第105話の感想と考察

『おむすび』第105話は、感動的なシーンとユーモアを交えた演出が特徴的な回でした。

視聴者の間では「永吉の死をしっかり描いた点は評価できる」「弔問の演出がシュールすぎる」と意見が分かれています。

ここでは、第105話の名シーンやストーリーの矛盾点、そして今後の展開について考察していきます。

感動の名シーンとセリフ

最も印象的だったのは、佳代が永吉への想いを語る場面です。

「あなたに会いたいです。あなたの笑い声が聞きたいです。」

このセリフには、夫を亡くした悲しみだけでなく、二人で歩んできた人生への感謝が込められていました。

また、聖人が「永吉に怒られる」と冗談交じりに語る場面も、永吉の温かい人柄を思い出させる印象的なシーンでした。

ストーリー展開への違和感と疑問点

一方で、「小松原の息子の借金返済のタイミング」や「弔問客の違和感」など、いくつかの疑問点も浮かびました。

• なぜ借金の話がこのタイミングで出てきたのか？
• 弔問のシーンは、感動を邪魔していないか？
• 佳代の「米田家の呪い」というセリフは、結局どういう意味だったのか？

特に弔問シーンについては、現実味のなさが批判の的になっています。

次回最終週の見どころ

次回から最終週に突入する『おむすび』。

視聴者が注目するポイントは、

• 佳代が糸島に残る決断がどのように描かれるのか？
• 陽太とエミの結婚が物語の結末にどう関わるのか？
• コロナ禍まで描かれるのか、それともハッピーエンドで終わるのか？

いよいよ最終章。米田家の物語がどのような結末を迎えるのか、注目です。

まとめ｜『おむすび』第105話の見どころを振り返る

『おむすび』第105話は、永吉の葬儀を中心に、家族それぞれの想いが描かれた感動的な回でした。

佳代の「米田家の呪い」という言葉には、夫を失った悲しみと、彼への深い愛情が込められていました。

一方で、ラモス瑠偉や紅白歌手の弔問シーン、小松原家の時間経過の矛盾など、視聴者の間で賛否が分かれるポイントもありました。

次回から最終週に突入します。

佳代、結、陽太たちがどんな未来を選ぶのか、そして物語はどのような結末を迎えるのか、最後まで見届けましょう！