『アンサンブル』第7話あらすじとネタバレ感想｜週末同棲の行方は？毒親問題が際立つ回

ドラマ『アンサンブル』第7話では、瀬奈（川口春奈）と真戸原（松村北斗）の週末同棲が描かれました。しかし、甘い恋愛展開とは裏腹に、過去のトラウマや毒親問題が浮き彫りになる回となりました。

特に、真戸原の母親の過去や、咲良（稲垣来泉）の実母・美沙希（市川由衣）の登場が波乱を巻き起こします。さらに、恋愛ドラマでありながら「キスシーンがない」という点にも視聴者の間で疑問の声が上がっています。

この記事では、第7話のストーリーを振り返りながら、感想や考察を交えて解説していきます。

『アンサンブル』第7話のあらすじ｜週末同棲のはずが…

『アンサンブル』第7話では、瀬奈（川口春奈）と真戸原（松村北斗）が週末同棲を決めるところから始まります。

しかし、ただのラブラブな同棲生活とはいかず、二人の関係にはさまざまな障害が待ち受けていました。

特に、咲良（稲垣来泉）の実母・美沙希（市川由衣）が突然現れたことで、物語は一気に緊迫した展開へと進んでいきます。

瀬奈と真戸原の同棲スタート

仕事で忙しい瀬奈を待つために、真戸原は料理を作って待っていました。

まるで新婚生活のような雰囲気が漂いますが、二人の間にはどこかぎこちなさが残ります。

そんな中、咲良の母・美沙希が突然訪れたことで、穏やかな時間は一瞬で崩れてしまいます。

咲良の実母・美沙希が現れ波乱

美沙希は過去に育児ノイローゼに陥り、咲良を置いて出ていった過去があります。

しかし、今回は「娘を返してほしい」と強く主張。

この言葉に対し、瀬奈も真戸原も動揺を隠せません。

母親としての責任を果たしてこなかった美沙希が突然現れたことで、物語はさらに複雑な方向へと進んでいきます。

毒親問題が際立つ展開

『アンサンブル』第7話では、親と子の関係の闇がより一層深く描かれました。

特に、真戸原の母・ケイ（浅田美代子）、咲良の母・美沙希（市川由衣）、そして瀬奈の母（瀬戸朝香）と、それぞれ異なる形の「毒親」が登場し、主人公たちの心に大きな影を落とします。

果たして彼らは過去を乗り越え、幸せをつかむことができるのでしょうか？

真戸原の母が息子を捨てた理由

真戸原の母・ケイは、彼が5歳のときに捨てられた過去を持ちます。

かつては陶芸家として成功を目指していましたが、子どもを抱えながらの生活に苦しみ、ある日突然姿を消しました。

「才能があったけれど、私のせいでうまくいかなかった」――そんな真戸原の言葉には、彼がどれほど傷ついてきたかが滲んでいます。

咲良の母は「返してください」と要求

美沙希は海外での生活に適応できず、育児ノイローゼになり、娘の咲良を置いて日本へ戻りました。

しかし、突然の再登場で「咲良を返してください」と主張。

まるで子どもを物のように扱う発言に、視聴者からも疑問の声が上がりました。

「育てられる環境が整ったから戻ってきた」というのは、母親のエゴなのでしょうか？

瀬奈の母の不可解な行動

瀬奈の母は、彼氏の真戸原に家の合鍵を渡すなど、普通の親なら考えにくい行動を取ります。

また、娘が帰宅していないのに彼氏の作った料理を食べ、「悪くない」とコメント。

その自由すぎる振る舞いに、瀬奈自身も戸惑いを隠せません。

こうして『アンサンブル』第7話では、さまざまな毒親が交錯し、物語に大きな影を落とす展開となりました。

恋愛ドラマなのに恋愛らしくない？

『アンサンブル』は恋愛ドラマのはずですが、第7話を通して「本当に恋愛ドラマなの？」と疑問を抱いた視聴者も多いのではないでしょうか。

主人公カップルである瀬奈と真戸原の関係は、一緒に過ごす時間が増えているものの、甘いシーンが極端に少ないのが特徴です。

特に話題になっているのが、「なぜキスシーンがないのか？」という点です。

なぜキスシーンがないのか？

週末同棲を始めた二人ですが、ドラマ内では一切キスシーンが描かれていません。

これに対して視聴者の間では、「キスNGの俳優がいるのでは？」「恋愛要素を薄めた脚本なのか？」といった憶測が飛び交っています。

また、二人が一緒にいるシーンでは、過去のトラウマや家族の問題ばかりがクローズアップされているため、恋愛ドラマらしいときめきが感じられないのも事実です。

視聴者の「恋愛要素不足」への不満

ネット上では、「二人が一緒にいる時間は増えたのに、カップルらしさが感じられない」という意見が目立ちます。

特に、瀬奈が真戸原に対して「私、真戸原くんにいっぱい我慢させてる」と言ったシーンでは、彼の心の傷を思いやる様子が見られました。

しかし、「好き合っているならもっと素直になってもいいのでは？」という意見もあり、二人の関係の進展が遅すぎると感じる視聴者も多いようです。

こうした展開から、『アンサンブル』は恋愛ドラマというよりも「家族の再生を描いたドラマ」へとシフトしている印象を受けます。

『アンサンブル』第7話の感想と考察

『アンサンブル』第7話では、恋愛ドラマとしての展開よりも家族の問題やトラウマがクローズアップされました。

特に、真戸原の過去や咲良の母の登場が大きな波紋を広げ、視聴者の間でも「恋愛よりも家庭の問題がメインなのでは？」という声が上がっています。

ここでは、第7話を振り返りながら、注目すべきポイントを考察していきます。

主人公カップルに幸せな瞬間がない？

瀬奈と真戸原は一緒にいる時間が増えているものの、二人が幸せそうに見えるシーンがほとんどないのが特徴です。

むしろ、過去の傷や親の問題に悩み、会話の大半がシリアスなものばかり。

視聴者の中には、「この二人は本当に好き合っているの？」と疑問を抱く人も少なくありません。

恋愛ドラマとしては、もっとときめきや温かみのあるシーンが欲しいところです。

物語の焦点は「家族の闇」にシフト？

第7話では、毒親問題が大きく取り上げられたことで、物語の方向性が変わりつつあります。

真戸原の母、咲良の母、瀬奈の母と、それぞれの親が持つ問題が重なり合い、恋愛よりも「家族の再生」がテーマになってきているように感じます。

これが良い方向に進めば感動的な展開にもなりますが、視聴者が求める「恋愛ドラマ」とは少しズレているかもしれません。

こうした要素から考えると、『アンサンブル』は純粋な恋愛ドラマではなく、ヒューマンドラマ寄りの作品へと変化しているのかもしれません。

まとめ｜『アンサンブル』第7話は恋愛よりも家族ドラマだった

『アンサンブル』第7話は、恋愛ドラマとしての進展よりも、親と子の関係に焦点を当てた回となりました。

週末同棲という甘いテーマのはずが、真戸原の過去や咲良の母の問題が重くのしかかり、二人の恋愛が前に進んでいる感じがしないのが印象的でした。

また、キスシーンのない展開や、恋愛要素の少なさに対する視聴者の不満も見られます。

今後の展開では、

• 真戸原が過去のトラウマを乗り越えられるのか？
• 瀬奈と真戸原の関係に進展はあるのか？
• 物語が恋愛ドラマとして軌道修正されるのか？

といった点が鍵になりそうです。

恋愛よりも家族の問題にフォーカスされた本作ですが、最終的にどのような結末を迎えるのか、今後の展開にも注目が集まります。