坂口健太郎×渡辺謙の共演で話題の映画『盤上の向日葵』の主題歌が、サザンオールスターズの新曲「暮れゆく街のふたり」に決定しました。
本作は、柚月裕子の同名小説を原作とした将棋を題材にしたヒューマン・ミステリー。
主人公・上条桂介(坂口健太郎)が背負う壮絶な過去や、裏社会で生きる男・東明重慶(渡辺謙)との関係を描く作品です。
本記事では、映画のあらすじ、キャスト情報、主題歌に込められた想いなどを詳しく解説します。
- 映画『盤上の向日葵』のあらすじと主要キャスト情報
- 坂口健太郎×渡辺謙の演技と対決シーンの見どころ
- サザンオールスターズが担当する主題歌「暮れゆく街のふたり」の魅力
映画『盤上の向日葵』とは?
『盤上の向日葵』は、柚月裕子の同名小説を原作とした将棋をテーマにしたヒューマン・ミステリーです。
主人公の上条桂介(坂口健太郎)は、若くして天才棋士として名を馳せる一方で、過去には壮絶な人生を歩んできました。
そんな彼の過去と、裏社会に生きる男・東明重慶(渡辺謙)との因縁が絡み合い、物語は思わぬ方向へと進んでいきます。
原作は柚月裕子の人気小説!将棋を舞台にしたヒューマン・ミステリー
本作の原作は、『孤狼の血』などで知られる柚月裕子の小説『盤上の向日葵』。
2018年の本屋大賞で第2位に輝いた話題作であり、将棋の奥深さと人間の業を描いた作品として高く評価されています。
将棋の世界を舞台にしながらも、棋士たちの人生、葛藤、運命が交錯するドラマとして、ミステリー要素を含んだストーリーが展開されます。
天才棋士と裏社会の男…交錯する運命の物語
物語は、とある山中で発見された身元不明の白骨死体から始まります。
死体と共に発見された将棋の駒を手がかりに、刑事たちは若き天才棋士・上条桂介の存在へとたどり着きます。
捜査が進むにつれ、裏社会で生きた伝説の勝負師・東明重慶(渡辺謙)の存在が浮かび上がり、2人の過去に隠された真実が明かされていきます。
将棋界の光と影、そして人間の業を描いた重厚なストーリーが、映画ならではの映像美と共に展開されます。
坂口健太郎×渡辺謙、豪華キャストが魅せる圧巻の演技
映画『盤上の向日葵』では、坂口健太郎と渡辺謙のW主演が実現。
若き天才棋士と、裏社会で生きる伝説の勝負師という対照的なキャラクターを演じる2人の演技が、大きな見どころとなっています。
それぞれの役柄と、彼らが持つ圧倒的な存在感について詳しく見ていきましょう。
主人公・上条桂介役の坂口健太郎
坂口健太郎が演じるのは、プロ棋士・上条桂介。
彼は将棋界に突如現れた異端の天才でありながら、壮絶な過去を背負い、苦悩しながら生きています。
坂口健太郎は、本作のために将棋の指し方や棋士の所作を徹底的に研究。
「桂介の人生は、まるで一本の将棋のように選択の連続だった」と語っており、その心理描写を繊細に演じていることがうかがえます。
東明重慶役の渡辺謙が放つ圧倒的存在感
渡辺謙が演じるのは、伝説の賭け将棋師・東明重慶。
東明は、裏社会で圧倒的な強さを誇り、桂介に大きな影響を与える人物です。
渡辺謙の演技は、静かでありながら威圧感があり、「ぞくぞくするような真剣勝負だ」というセリフには、勝負に生きる男の迫力が詰まっています。
坂口健太郎との対決シーンでは、まるで将棋盤の上で火花を散らすような緊張感が漂い、観る者を引き込むこと間違いなしです。
主題歌はサザンオールスターズの新曲「暮れゆく街のふたり」
本作の主題歌には、サザンオールスターズの新曲「暮れゆく街のふたり」が起用されました。
サザンにとって映画の主題歌を担当するのは7作品目であり、楽曲は3月19日リリースの最新アルバム『THANK YOU SO MUCH』に収録されます。
切なさと哀愁を感じさせるメロディが、映画の世界観をより深めてくれます。
10年ぶりのオリジナルアルバム『THANK YOU SO MUCH』に収録
「暮れゆく街のふたり」は、サザンオールスターズの10年ぶりとなるオリジナルアルバム『THANK YOU SO MUCH』に収録。
サザンの楽曲が映画主題歌に採用されるのは2018年の『空飛ぶタイヤ』以来7年ぶりとなります。
本楽曲は、将棋の世界に生きる男たちの運命とリンクしており、劇中の重要なシーンを盛り上げること間違いなしです。
坂口健太郎「切なく代弁してくれる楽曲」
主演の坂口健太郎は、主題歌について次のようにコメントしています。
「将棋、家族との別れ、因縁…様々なものに翻弄されながら歩くしかなかった桂介の道を、切なく代弁してくれているような楽曲だと感じました。」
また、矢島孝プロデューサーも、「人間の情念を支える桑田さんの力強い声が、映画の最後を締めくくる」と絶賛。
サザンオールスターズの名曲が、桂介と東明の物語にどのような余韻をもたらすのか、注目です。
注目ポイント&見どころ
映画『盤上の向日葵』は、将棋をテーマにしながらも、ヒューマン・ミステリーとしても楽しめる作品です。
上条桂介(坂口健太郎)と東明重慶(渡辺謙)の関係、そして事件の真相がどのように描かれるのか、注目ポイントを整理していきます。
唯一の手がかりは「幻の将棋の駒」…事件の真相とは?
物語は、山中で発見された身元不明の白骨死体から始まります。
遺体のそばには、この世に7組しか現存しない貴重な将棋の駒が残されていました。
捜査の結果、駒の持ち主が桂介であることが判明。
彼の過去と、賭け将棋で裏社会に関わっていた東明重慶との因縁が明かされることで、事件の核心に迫っていきます。
果たして、この将棋の駒が示す真相とは何なのか?
将棋を知らなくても楽しめるスリリングなストーリー
「将棋がテーマ」と聞くと難しそうな印象を持つかもしれませんが、本作は将棋を知らない人でも楽しめるストーリー展開になっています。
勝負の緊張感だけでなく、棋士たちの生き様や心理戦、裏社会とのつながりがスリリングに描かれているため、サスペンス映画としても見応え抜群です。
また、映像美にもこだわり、対局のシーンでは静寂の中に漂う圧倒的な緊張感を演出。
将棋の一手一手が、登場人物の運命を左右する重要な要素となっているのも見どころです。
まとめ:『盤上の向日葵』は感動と衝撃の人間ドラマ!
映画『盤上の向日葵』は、将棋を題材にしたヒューマン・ミステリーとして、深い人間ドラマを描いています。
天才棋士・上条桂介(坂口健太郎)と、裏社会に生きる勝負師・東明重慶(渡辺謙)の関係。
そして、1つの将棋の駒が導く衝撃の真実。
将棋という静かな勝負の世界の裏に隠された、熱く激しい人間の生き様が、スクリーンでどのように描かれるのか、期待が高まります。
サザンの音楽が彩る、魂を揺さぶる映画体験
サザンオールスターズの新曲「暮れゆく街のふたり」が主題歌として起用され、映画の世界観をより深く彩ります。
切ないメロディと歌詞が、桂介と東明の運命を象徴し、観る者の心に余韻を残すことでしょう。
10月31日の公開をお楽しみに!
ミステリー、ヒューマンドラマ、将棋、そしてサザンの音楽。
様々な要素が絡み合い、唯一無二の映画体験を提供してくれること間違いなしです。
映画『盤上の向日葵』は2025年10月31日公開予定。
ぜひ劇場で、この衝撃と感動を体感してください!
- 映画『盤上の向日葵』は将棋をテーマにしたヒューマン・ミステリー
- 坂口健太郎が天才棋士・上条桂介、渡辺謙が勝負師・東明重慶を演じる
- 事件の鍵を握る「幻の将棋の駒」と2人の運命が交錯するストーリー
- 主題歌はサザンオールスターズの新曲「暮れゆく街のふたり」
- 将棋を知らなくても楽しめるスリリングな展開と人間ドラマが魅力
- 2025年10月31日公開予定、スクリーンで衝撃と感動を体験しよう!
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