【ウィキッド ふたりの魔女】映画レビュー&ネタバレ感想|シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデの名演に感動!

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2025年3月7日公開の映画『ウィキッド ふたりの魔女』。

ミュージカル『ウィキッド』を映画化した本作は、シンシア・エリヴォ(エルファバ)とアリアナ・グランデ(グリンダ)の圧巻の歌唱が話題となっています。

この記事では、映画のあらすじ、感想、そして物語のテーマについて詳しく考察していきます。

この記事を読むとわかること

  • 映画『ウィキッド ふたりの魔女』のあらすじと見どころ
  • シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデの圧巻の歌唱力
  • 「善と悪の境界線」を描いた深いストーリーの考察

映画『ウィキッド ふたりの魔女』のあらすじ

『ウィキッド ふたりの魔女』は、ミュージカル『ウィキッド』を原作とした映画で、

名作『オズの魔法使い』の物語を「悪の魔女エルファバ」の視点から描く新しい解釈のファンタジー作品です。

エルファバ(シンシア・エリヴォ)とグリンダ(アリアナ・グランデ)の友情、

オズの国で進む動物たちへの差別、そして「悪」と「善」の概念を問い直す壮大なストーリーが展開されます。

エルファバとグリンダの出会い

オズの国にあるシズ大学

生まれつき緑色の肌を持つエルファバは、周囲から孤立しながらも妹ネッサローズを支える日々を送っていました。

そんな中、学内で人気者のグリンダとルームメイトになり、最初は反発し合う二人。

しかし、ある出来事をきっかけに心を通わせ、親友となっていきます。

動物への差別が進むオズの国

オズの国ではかつて動物たちも人間と対等に暮らしていました

しかし、近年になって動物たちは次第に言葉を奪われ、排除されるようになります。

エルファバは、シズ大学の教授ディラモンド(ピーター・ディンクレイジ)が職を追われたことをきっかけに、

この不当な差別に立ち向かうことを決意します。

エルファバが悪の魔女と呼ばれる理由

オズの魔法使い(ジェフ・ゴールドブラム)に招かれ、エメラルドシティを訪れたエルファバ。

しかし、彼が動物たちを弾圧する張本人だと知り、彼の支配から逃げ出します。

一方、グリンダはオズの魔法使いの元に残り、善い魔女として祭り上げられることに。

こうして「善い魔女グリンダ」と「悪の魔女エルファバ」という対立構造が生まれてしまうのです。

果たして、本当に「悪」と「善」はそんなに単純なものなのでしょうか…?

映画の見どころと感想(ネタバレなし)

『ウィキッド ふたりの魔女』は、単なるファンタジー映画ではなく、

友情、偏見、そして自分らしく生きること

といった深いテーマが織り込まれた作品です。

視覚的な美しさ、キャストの演技、そして何よりも圧巻の音楽が、

観る人を魔法のような世界へと引き込みます。

シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデの歌唱力が圧巻

ミュージカル映画の最大の魅力は、何といっても音楽

本作では、主演のシンシア・エリヴォ(エルファバ役)と、

アリアナ・グランデ(グリンダ役)

驚異的な歌唱力が話題となっています。

特に、名曲「Defying Gravity」では、エリヴォの魂を揺さぶる歌声が鳥肌もの。

アリアナ・グランデも、ポップシンガーとしての魅力を生かしつつ、

グリンダの「愛される魔法」を表現した歌唱で観客を魅了します。

豪華な衣装&映像美で没入感抜群!

本作のビジュアル面の完成度も見どころの一つです。

エメラルドシティのきらびやかな装飾や、

オズの国のファンタジックな風景が、

まるで夢の世界にいるような没入感を生み出します。

また、グリンダのふわふわとしたドレス、エルファバのシックな黒の装いなど、

衣装デザインにも細部までこだわりが見られます。

友情と差別、深いテーマに心を揺さぶられる

『ウィキッド』は、単なる魔法の物語ではなく、

現実社会にも通じる差別や偏見の問題を描いています。

エルファバは緑色の肌を持つがゆえに差別され、

オズの国の動物たちも同じく抑圧されていく。

この構図は、現実社会の人種差別や偏見と重なり、深く考えさせられます。

一方で、エルファバとグリンダの友情の変化も感動的。

「本当の善とは何か?」「悪とは誰が決めるのか?」

そんな哲学的な問いを投げかける作品になっています。

『ウィキッド ふたりの魔女』ネタバレ感想&考察

ここからは、映画『ウィキッド ふたりの魔女』のネタバレを含む感想と考察をお届けします。

物語の重要なポイントとなるエルファバの運命や、

オズの魔法使いの秘密、そしてラストシーンの意味を深掘りします。

エルファバの運命は本当に悲劇なのか?

映画のクライマックスで、エルファバは「悪の魔女」として追われることになります。

しかし、それはオズの魔法使いとグリンダによって作り上げられたイメージ。

観客の視点から見ると、エルファバはむしろ英雄的な存在であり、

社会の不正と戦う姿に感情移入せずにはいられません。

最後に彼女がフィエロと共に「死を偽装」し、

自由の身となるラストは、彼女にとっての勝利とも言えます。

これは本当に「悲劇的な結末」なのでしょうか?

オズの魔法使いの正体と欺瞞

物語の重要なテーマの一つが、「権力と欺瞞」です。

オズの魔法使いは、偉大な存在として崇められていますが、

実はただのペテン師であり、国を支配するために

「善と悪」という単純な構図を作り上げているだけでした。

これは現実の政治や社会にも通じるテーマであり、

支配者が都合よく情報を操作することで、人々をコントロールしているという構造が見えてきます。

オズの魔法使いが作り出した「悪の魔女エルファバ」のイメージは、

まさに権力によるプロパガンダと言えるでしょう。

ラストシーンが示す「真実の魔法」とは?

映画のラストでは、グリンダが「善の魔女」として人々の前に立つシーンが描かれます。

しかし、彼女の表情にはどこか悲しみがにじんでいます。

これは、「善」として生きることの重圧を感じているからかもしれません。

一方で、エルファバは「悪」として追われながらも、

自分の信じる道を貫き、フィエロとともに新たな人生を歩みます。

本作が問いかけるのは、

「善と悪の境界線は誰が決めるのか?」

ということ。

そして、「真実の魔法」とは、他人の価値観に流されず、自分の道を生きることなのかもしれません。

まとめ:『ウィキッド ふたりの魔女』は見るべき?

『ウィキッド ふたりの魔女』は、ミュージカル映画の枠を超えた感動作です。

シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの圧巻の歌声

豪華な映像美、そして深いテーマが観る者の心を揺さぶります。

「善と悪」「友情と別れ」「権力と欺瞞」といった現実社会にも通じるテーマが描かれ、

単なるファンタジー映画にとどまらない強いメッセージが込められています。

ミュージカルファンはもちろん、

深いストーリーが好きな人圧倒的なビジュアル体験を求める人にもおすすめの作品です。

2025年の映画界を代表する一本になること間違いなし!

ぜひ劇場で、魔法のような物語を体験してください!

この記事のまとめ

  • 映画『ウィキッド ふたりの魔女』はミュージカルの名作を映画化した話題作
  • シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデの歌唱力が圧巻
  • 映像美と豪華な衣装がオズの世界観を見事に再現
  • 「善と悪」の境界線を問いかけるストーリーが深い
  • 感動的なラストと、心に響くテーマが印象的

読んでいただきありがとうございます!
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