『大追跡』第4話ネタバレ感想――罪の炎が灯した、哀しき執念の輪郭

大追跡
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ただのサスペンスじゃない。『大追跡』第4話が描いたのは、罪と感情の“接点”だった。

地理的プロファイリング――冷たいはずの論理が、誰よりも熱い執念をあぶり出した。

憎しみを燃料にした犯人の心情。そして、過去に何もできなかった男が放った、怒りと後悔の涙。

伊藤淳史の叫びが画面越しに胸をえぐった。“罪に向き合う”とは、こういうことだったのかもしれない。

この記事を読むとわかること

  • 木沢のプロファイリングが導いた真犯人の背景
  • 「俺を狙えよ」に込められた感情の核心
  • 記者・清水琴音が物語に与える静かな緊張感
  1. 地理的プロファイリングが導いた犯人の正体と、哀しすぎる動機
    1. 冷たい理論が導き出した、犯人の“あたたかい動機”
    2. 「奪われたから奪い返す」――怒りが炎になる瞬間
  2. 木沢の叫びが突き刺さる。「俺を狙えよ」は贖罪か、祈りか
    1. 他人の痛みに、遅れて気づく人間の“弱さ”
    2. 加害者と被害者をつなぐ、悲しき“逆転の距離”
  3. 二人の放火犯、すれ違う“正義”と“模倣”の連鎖
    1. SSBC vs 捜査一課――信じる者の違いが分けた道
    2. ジャミングが意味する「情報化社会の盲点」
  4. キャスティングの妙――河相我聞が“炎を持った男”になるまで
    1. 過去作と重なる“炎の記憶”が視聴者をざわつかせる
    2. 「火災調査官」から「放火犯」へ。皮肉と演出の妙
  5. 伊藤淳史が見せた“泣き虫の強さ”――可愛げは感情の通訳だ
    1. 炎上に泣いて、警察を辞めたがる人間のリアル
    2. 「可愛げがある」の正体は、不器用さと一生懸命さの掛け算
  6. まだ何者でもない清水琴音が、じわじわと“事件の温度”を変えている
    1. 正義感が空回りしているのか、それともまだスイッチが入っていないのか
    2. “記者”は火を消すか、燃え広がらせるか、どちらにもなれる
  7. 『大追跡』第4話感想まとめ:罪を燃やしたのは、憎しみよりも“見落とされた想い”だった
    1. 構造と感情が交差した第4話の強度
    2. 視聴後に心に残るのは、プロファイリングではなく“叫び”だった

地理的プロファイリングが導いた犯人の正体と、哀しすぎる動機

事件はデータから始まり、感情で終わった。

第4話で描かれたのは、ただの捜査手法じゃない。

プロファイリング――犯人の“行動の地図”を読み解くための手法が、かえって一人の男の人生をあぶり出してしまった。

冷たい理論が導き出した、犯人の“あたたかい動機”

「地理的プロファイリング」――それは、科学的で客観的で、いかにも感情とは無縁な言葉だ。

けれど木沢理(伊藤淳史)は、そのツールを手にした時、犯人の人生の傷跡を“なぞる”ことになっていたのだと、後になって気づく。

放火の連続事件を分析し、江戸川区の本屋で購入された専門書から、特定の人物へと導く捜査線。

そこには、理論と偶然と憎しみが、奇跡的なバランスで絡み合っていた。

犯人・河相我聞が「プロファイリングに検挙された過去」を持っていたという事実は、ドラマ的には“伏線の回収”かもしれない。

でももっと言えば、“人生の逆恨みが科学を飲み込んだ”瞬間だった。

木沢の何気ない成功体験の言葉が、誰かの恨みのスイッチを押してしまう。

「俺の人生を潰したのは、あの男だ」という犯人の叫びに、理論は何も言い返せなかった。

科学的な正しさが、誰かの生活を壊してしまうことがある。

それが今回の“罪の根源”だったのかもしれない。

「奪われたから奪い返す」――怒りが炎になる瞬間

マジックミラー越しに犯人を見つめる木沢の目は、揺れていた。

視線の奥には、「理解」と「後悔」と「怒り」が入り混じる。

けれど彼はその場に踏みとどまれなかった。

取調室に飛び込み、叫んだ。

「俺を狙えよ!なんで関係ない人を巻き込んだんだよ!!」

この一言に、この第4話の“感情のすべて”が詰まっている。

加害者と被害者。科学と感情。正義と復讐。

その全部が曖昧になっていく。

犯人の動機は、単純な逆恨みだったのか?

いや、「奪われたと思っていた人生を、自分の手で取り返すための炎」だった。

何もかも失った彼にとって、火をつけることだけが、自己証明だった。

「理不尽だ」と片付けることは簡単だ。

けれど、“自分の人生を壊した相手がテレビで武勇伝を語っていた”ときに、それを冷静に受け止められる人間が、どれほどいるだろう?

犯人の炎は、恨みと哀しみのミックスだった。

冷静な犯罪ではなかった。

情熱と憎しみの境界線が曖昧になる瞬間。

それを、我々は“犯罪”と呼ぶのか、それとも“悲鳴”と呼ぶのか。

木沢の叫びは、それを裁こうとしたのではない。

“受け止めきれなかった自分への怒り”だった。

プロファイリングでは救えない心が、確かにそこにあった。

木沢の叫びが突き刺さる。「俺を狙えよ」は贖罪か、祈りか

ドラマの終盤、感情が画面を突き破った。

取調室に駆け込んだ木沢理が、河相我聞演じる犯人に向かって吠えた言葉。

「俺を狙えよ! なんで関係ない人を巻き込んだんだよ!」

その叫びは、怒りというよりも、祈りだったように思う。

自分が守れなかった命、自分のせいで傷ついた誰か。

正義感よりも先に込み上げてきたのは、「どうして気づけなかったのか」という後悔だった。

他人の痛みに、遅れて気づく人間の“弱さ”

木沢は、いわゆる“優等生刑事”ではない。

捜査経験も浅く、感情に振り回されがちで、最初はチームにも馴染めなかった。

けれど彼の一番の強さは、「遅れてでも痛みに反応できる心」だと思う。

犯人が抱えていた恨みも、最初はただの被害妄想だと捉えられていた。

けれど木沢は、自分の言葉が誰かの人生を狂わせたという“事実”から目を逸らさなかった。

自分が正しかったかどうかではなく、「自分のせいで誰かが壊れたかもしれない」という問いに正面から向き合った

それは、誰もができることじゃない。

多くの人間は、自分の責任ではないと信じることで、心の平穏を保っている。

だけど木沢は、責任を“取りに行った”。

あの叫びは、法や正義よりも深い場所――人間の弱さと、救いの感情の間にあった。

加害者と被害者をつなぐ、悲しき“逆転の距離”

「俺を狙えよ」と叫んだ木沢に、犯人はどう応えたか。

返事はなかった。

けれど、その場に沈黙が生まれたことこそが、答えだったのかもしれない。

彼らの間には、本来なら交わるはずのなかった“距離”があった。

警察官と前科者。プロファイラーと模倣犯。

けれどその境界が、今回だけはかすかににじんでいた。

加害者は、過去に被害者だった。

そして被害者は、無意識に誰かを加害してしまうことがある。

その“逆転”が、この第4話をただの捜査劇に終わらせなかった。

視聴者として、何が胸を打ったのか。

それは、正しさよりも「気づきの遅れ」によって人が壊れていく過程だったのではないか。

正義は追いつかない。

けれど感情は、あとからでも届く。

木沢の叫びは、その希望だった。

もし、あなたがあの場にいたら。

「俺を狙えよ」と叫ぶその背中を、どう見ただろう。

二人の放火犯、すれ違う“正義”と“模倣”の連鎖

事件は終わった。だが、火は消えていない。

『大追跡』第4話は、ただの放火事件ではなかった。

火をつけた人間が二人いたという事実。

そこに込められていたのは、「目的の違う炎が交差した」という、不穏なメッセージだった。

一人は、個人的な恨みで火を放った。

もう一人は、その炎に便乗し、混乱の中に自分の快楽を燃やした

炎が「模倣」を生み、それが「正義の判断」を狂わせる。

この構図こそ、現代犯罪のリアルなのかもしれない。

SSBC vs 捜査一課――信じる者の違いが分けた道

今回、捜査が割れた。

SSBC(科学的犯罪対策班)と、捜査一課の意見が真っ向から衝突する。

SSBCはプロファイリングを信じた。

捜査一課は動機と人間関係を追った。

どちらが正しいかは、結論から見れば“両方”だ。

放火犯は二人いた。

けれど、その裏にあったのは「信じる力の差」だった

木沢の導き出した“論理”を信じる伊垣(大森南朋)たち。

過去の因縁や不倫という“人間関係のしがらみ”を信じる捜査一課。

どちらにも正義があった。

でもその正義は、炎のように“揺れる”のだ。

揺れて、燃えて、誰かを傷つける。

それが「すれ違う正義」の怖さだった。

ジャミングが意味する「情報化社会の盲点」

第2件目から登場した「ジャミング」の存在は、単なる装置ではない。

これは、“監視社会を欺く手段”として、もう一つのテーマを孕んでいた。

いま、私たちはすべてを「記録」と「データ」に委ねている。

カメラ。GPS。SNSの履歴。プロファイリング。

でも、犯人はそれを理解した上で、それを“無効化”する手段を取ってきた。

まるで、「科学で捕まるなら、科学を消せばいい」と言わんばかりに。

ジャミングは、見落とされた情報じゃない。

「見せたくない情報を、意図的に遮断した意思」だ。

この犯人は、愚かではなかった。

プロファイリングを学び、それを逆手に取り、炎を“演出”した。

そして、もう一人がそのスキマに入り込む

模倣犯という言葉では言い尽くせない。

これは、「個人の罪」が「構造の歪み」を吸い込み、連鎖していった過程だった。

最後に犯人が捕まっても、どこか後味が悪いのはなぜか。

それは、また誰かが炎を真似るかもしれないという“予感”が、静かに残ったからだ。

この第4話は、終わらない火の話だった。

「火がつく前に、防げるか?」

それを視聴者に投げかけてきたのだと思う。

キャスティングの妙――河相我聞が“炎を持った男”になるまで

俳優のキャスティングは、単なる役割の割り当てじゃない。

時にそれは、過去と現在を繋ぐ“感情の伏線”になる。

今回の『大追跡』第4話で放火犯を演じた河相我聞は、まさにそんな存在だった。

かつて彼が出演していたのは『火災調査官・紅蓮次郎』。

そこで彼は、火を扱うプロフェッショナル――紅蓮の“一番弟子”という立ち位置にいた。

火を分析し、火を防ぐ側の人間。

そんな彼が、今回は“火をつける側”になって戻ってきたのだ。

過去作と重なる“炎の記憶”が視聴者をざわつかせる

SNSでは、このキャスティングに即座に反応があった。

「河相我聞って、紅蓮次郎じゃん……火を消す側が火をつけるの、演出の皮肉すぎる」

これは偶然じゃない。

いや、もしかすると“意図的な偶然”だったのかもしれない。

『大追跡』が、単なる刑事ドラマではないという証明が、そこにあった。

視聴者の記憶を信じる演出。

それはときに、台詞よりも雄弁に感情を刺激する。

「この人、前は火を止めてたよな?」

その記憶があるだけで、犯人として登場した瞬間に、“裏切られたような切なさ”が生まれる。

そして視聴者はこう思う。

「どうしてこんなことになってしまったのか」

「火災調査官」から「放火犯」へ。皮肉と演出の妙

「火を扱う者は、火に魅入られる」

そんな言葉があるなら、今回の河相我聞の役はまさにその象徴だった。

インタビューを見て“逆恨み”を抱いた男。

そして、復讐の対象を間違えた男。

冷静な犯行の裏にあったのは、自分を失った男の哀しみだった。

かつて火災調査官として理路整然と火の原因を探っていた俳優が、

今度は“感情という燃料で動く放火犯”として炎を撒く。

これはキャラクターではなく、俳優としての“反転”だ。

過去に演じた役のイメージが、今回の狂気に厚みを与えていた。

視聴者は無意識のうちに、彼に「正義」を重ねていた。

だからこそ、今回の“狂気”に背筋が凍る。

「あの河相我聞が、こんな風になるなんて」

役者のキャリアすらも伏線に変える

それが、今作の演出の鋭さだった。

そして何より、“彼”がこの役を演じるからこそ、木沢の怒りも深く伝わった。

「お前がやったのか」ではない。

「なんでお前が、こんなことをやるようになってしまったんだよ」という、悲鳴に近い問い。

キャスティングは、物語を“言葉以上に語る装置”になれる。

第4話はそのことを、静かに、でも確実に証明していた。

伊藤淳史が見せた“泣き虫の強さ”――可愛げは感情の通訳だ

第4話で最も胸を締めつけたのは、木沢理の“崩れる瞬間”だった。

SNSでの誹謗中傷に追い詰められ、涙をこぼしながら「辞めます」と言ったあのシーン。

その姿に、私たちは何を見てしまったのだろう。

刑事ドラマの主人公にしては、あまりに弱く、あまりに脆い。

だけど、その“弱さ”こそが、この物語の強度だった

伊藤淳史という俳優は、不思議な魅力を持っている。

年齢を重ねても、どこか“少年”のままで、強がりよりも涙が似合う男だ。

だからこそ、彼が叫ぶと感情が刺さる。

炎上に泣いて、警察を辞めたがる人間のリアル

「もう無理です。やめさせてください」

あの一言は、視聴者の中の“自分”を突いた。

SNSで叩かれ、ネット上で名前と顔が拡散され、誹謗中傷を浴びる。

刑事である前に、人間であることを忘れない描写だった。

ドラマで描かれる警察官は、時に理不尽にタフだ。

暴言にも動じず、事件にも冷静に対処する。

けれど木沢は違った。

ネットで傷つき、仲間の視線に怯え、自分を責めた。

その“不器用さ”が、むしろ人間らしさの証だった

視聴者は、そんな彼を責めるどころか、むしろ“守りたく”なったのではないか。

「弱音を吐ける人間に、信頼を置きたくなる」

それが、今回の伊藤淳史が宿した力だった。

「可愛げがある」の正体は、不器用さと一生懸命さの掛け算

第4話を見終えたあと、SNSに流れていた言葉がある。

「伊藤淳史、老けたけど可愛い」

それは見た目の話だけじゃない。

“可愛い”という表現の奥には、「この人の必死さに共感した」という感情が隠れていた。

木沢は、怒鳴れない。

上司にも主張できない。

でも、それでも逃げずに立ち続けた。

自分が正しいかどうかではなく、「ここにいたい」と願うことが、彼の強さだった。

泣いても戻ってくる。

それが、木沢というキャラクターを愛すべき存在に変えた。

「可愛げ」は、無力さだけでは生まれない。

不器用でも前に出ようとする意志があるとき、人はそれを“応援したくなる”のだ。

そしてそれを、誰よりも自然に体現できる俳優が、伊藤淳史だった。

第4話の主役は、犯人ではなかった。

“泣きながらも歩き続ける刑事”の物語こそが、心に残ったのだ。

まだ何者でもない清水琴音が、じわじわと“事件の温度”を変えている

この第4話を見ていると、ふとした瞬間に“空気の揺らぎ”がある。

それは火ではなく、温度。人間関係の微妙な「温度差」だ。

たとえば、記者・清水琴音の登場シーン。

明確な台詞があるわけじゃない。事件に深く関わっているようでもない。

けれど、その“浮き方”がどうにも気になる。

正義感が空回りしているのか、それともまだスイッチが入っていないのか

第1話からなんとなく存在していた彼女。

でも、いつも少しだけ「物語の温度」とズレている。

正義感を押し出すわけでもなく、執念深く食らいつく感じでもない。

“まだ何者でもない”存在感が、逆に気になって仕方ない。

事件を追う記者として、彼女はまだ明確な行動を見せていない。

それが逆に、この先の爆発の予感になっている。

誰かが壊れるときって、叫んでる人間より、静かに積もってる人間の方が怖かったりする

「報道」は本来、正義の外側にある存在。

でもその境界を越えてくるとき、琴音のような存在は、事件に別の熱を加える。

“記者”は火を消すか、燃え広がらせるか、どちらにもなれる

面白いのは、清水琴音がまだ“どちら側”か決まっていないこと。

炎を消す人か、それとも炎を煽る人か。

その曖昧さが、いまの彼女の存在感になっている

実際、視聴者の中でも「あの記者、何かやらかしそう」という不穏な空気が漂っている。

声のトーンや、わずかな間の取り方が、妙にリアリティを持って浮いてくる。

感情の矢面に立つ刑事たちとは違い、彼女は“静かに燃える側”だ。

まだ火はついていない。でも、確実に火種は抱えている

木沢や伊垣たちが“見える火”と闘っているとすれば、琴音は“見えない火”を持っている。

その炎がどこに向かうのか――物語の後半、静かに注視しておきたい。

『大追跡』第4話感想まとめ:罪を燃やしたのは、憎しみよりも“見落とされた想い”だった

ドラマの構造が美しかった。

プロファイリングという論理で犯人を追い詰め、ジャミングという盲点で混乱させ、ラストは感情の爆発で締める。

これは設計された“感情の設計図”だった。

けれど、それだけじゃない。

第4話が特別だったのは、人間の弱さと誤解が生んだ“炎”を、決してドラマチックに美化しなかったことだ。

そのままの醜さと、そのままの痛みで見せてくれた。

構造と感情が交差した第4話の強度

構成は完璧に近かった。

  • 科学的プロファイリングによる犯人特定
  • ジャミングによる混乱
  • 捜査一課との軋轢
  • 放火犯が実は二人いたというどんでん返し
  • そして、木沢の叫びで終わる

サスペンスとしての快感と、ヒューマンドラマとしての余韻が同居していた。

感情の揺れを“ストーリーの中に仕込む”技術が巧みだった。

犯人の動機があまりに人間くさくて、論理では計れない。

だけどそれを、プロファイリングが逆説的に照らし出す。

構造と感情がぶつかり合い、最終的に“理解”へと落ち着く流れは、視聴後の満足度を格段に高めていた。

視聴後に心に残るのは、プロファイリングではなく“叫び”だった

放火犯は捕まった。

捜査も成功した。

でも、物語のラストに心に残るのは、科学ではない。

「俺を狙えよ!」という叫びだった。

その瞬間、プロファイリングも、ジャミングも、犯人の技巧も、全部どうでもよくなる。

ただそこにあったのは、「傷つけたくなかった」という祈りだった。

“憎しみ”が犯行の原動力だったとしても、その奥には“誰かに分かってほしかった気持ち”があった。

罪を燃やしたのは、怒りではなく、理解されなかった哀しみだったのかもしれない。

第4話の感想を一言で表すなら、こうなる。

「人間の複雑さを、ちゃんと描いてくれた」

それが、この夜を特別にした。

『大追跡』という物語が、エンタメを超えてきた瞬間だった。

この記事のまとめ

  • 地理的プロファイリングが導いた犯人の真相
  • 「俺を狙えよ」の叫びに込められた贖罪と祈り
  • 2人の放火犯による“模倣”と“すれ違う正義”の構図
  • 河相我聞のキャスティングが記憶と狂気を交錯させる
  • 伊藤淳史の“泣き虫の強さ”が視聴者の心をつかむ
  • 清水琴音の存在が物語の“静かな火種”として浮上
  • 科学では測れない人間の感情が火の本質をあぶり出す

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