ESCAPE 『ESCAPE』右上のテロップに批判集中!あれは、ノイズかメッセージか──“没入”の境界線
逃げるふたりの背後に、常に漂う“説明の声”。10月8日に放送された日本テレビドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』。物語そのものよりも、視聴者の目を奪ったのは画面右上に固定されたテロップだった。《謎が謎を呼ぶ!人質と誘拐犯の逃走劇!!》──。その2行が、ずっと映り続けた。没入を妨げるノイズなのか、それとも“もう一つの語り手”なのか。視聴者の怒りと違和感の裏に、現代ドラマの「見られ方」が映し出されている。
