かばん屋の相続 「かばん屋の相続」第2話ネタバレ「芥のごとく」──汚れた現実の中に灯る“誠実の光” 銀行員・山田が見た仕事と信頼の境界線
倒産の危機に瀕した町工場、融資をためらう銀行。連続ドラマW 池井戸潤スペシャル「かばん屋の相続」第2話「芥のごとく」は、若手銀行員・山田一(菅生新樹)が、女性社長・土屋年子(黒木瞳)を救おうと奔走する物語だ。数字で動く銀行の中で、山田は初めて「人を信じる」ことの意味を知る。正しいことだけでは救えない現実。誠実さだけでは通らない社会。その矛盾を抱えながら、彼は一歩ずつ“仕事の本質”に近づいていく。池井戸潤が描くのは、融資の是非ではなく、“信頼の行方”だ。若さゆえの理想、そして現実との衝突。その中で見えた「誠実でいることの痛み」が、静かに心を締めつける。
