2026-01

相棒

相棒24 第11話『老人と寧々』ネタバレ感想 “ネタバレ”という罪が暴く、孤独と知の傲慢

『相棒season24 第11話「老人と寧々」』は、表面的には小さな“ネタバレ事件”を描きながらも、その裏で「知ることの孤独」と「理解されない愛」という、人間の深層心理を丁寧に掘り下げる回である。 大学の読書サロンで起きた落書き事件――。だ...
不適切にもほどがある!

「新年早々 不適切にもほどがある!真面目な話、しちゃダメですか?」ネタバレ解説:時代を超えた“沈黙への反逆”としての物語

「不適切にもほどがある!」スペシャルドラマは、宮藤官九郎が描く“やり直しの寓話”だ。 昭和から令和、そして2036年へ。阿部サダヲ演じる小川市郎が再び時代を越えるその理由は、家族を守るためでも、歴史を変えるためでもない。彼が奪い返したいのは...
浮浪雲

「浮浪雲」第1話ネタバレ ふらふらと、まっすぐに。—何もせずに人を動かす男の静かな革命—

幕末の品川宿。風が通り抜けるように、誰にも縛られずに生きる男がいる。彼の名は「浮浪雲」。 佐々木蔵之介が演じるこの“飄々とした運び屋”は、何もせず、何も語らず、それでいて人の心を動かしていく。NHK BS時代劇『浮浪雲』第1話「その男、円転...
豊臣兄弟!

【豊臣兄弟! 第1話ネタバレ】“恐ろしいのは兄だった”——藤吉郎と小一郎が歩み出す、光と影のはじまり

2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』第1話「二匹の猿」。 尾張・中村の貧しい村から始まる兄弟の物語は、単なる出世譚ではなく「野心と恐怖」のドラマだった。兄・藤吉郎は“好かれたい”という飢えを胸に、弟・小一郎は“正しくありたい”という信念...
AKIRA

映画『AKIRA』考察──崩壊の中で「人間」を問う。鉄雄が見せた神と獣の境界線

あの光は爆発ではなく、祈りだったのかもしれない。映画『AKIRA』は、ただの近未来SFではない。そこに描かれているのは、人間が「理解されなかった痛み」を抱えたまま進化していく物語だ。 金田と鉄雄。二人の少年が見た“力”は、暴力でも奇跡でもな...
うちの弁護士はまたしても手がかかる

『うちの弁護士はまたしても手がかかる』ネタバレ考察 裏切りと再生が交錯する“信頼”の物語、ムロツヨシ×木南晴夏が描く人間の限界線

新春スペシャルドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』は、ただの続編ではない。ムロツヨシ演じる蔵前勉が、再び“正義”の曖昧な世界へ踏み出していく物語だ。 渡部篤郎演じる大御所俳優・伍代夏生のドタキャン事件から始まり、木南晴夏演じる弁護士...
119エマージェンシーコール

『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』ネタバレ考察 “声”で命をつなぐ人間たちの最前線──AIが奪えない「想像力」の力

大みそかの横浜が、闇に沈む──。 スペシャルドラマ『119エマージェンシーコール2026 YOKOHAMA BLACKOUT』は、前作から1年後。清野菜名演じる粕原雪たち司令課3係が、未曾有の大規模停電とAI導入という“2つの危機”に立ち向...
うちの弁護士はまたしても手がかかる

「うちの弁護士はまたしても手がかかる」──平手友梨奈が出ない理由。その“完璧さ”が生んだ静かな決断

2026年新春、ムロツヨシ主演のドラマ『うちの弁護士はまたしても手がかかる』が放送される。しかし、そこに前作の象徴でもあった平手友梨奈の姿はない。 彼女が演じた新人弁護士・天野杏は、視聴者にとって“理屈よりも心で動く天才”の象徴だった。だが...
相棒

相棒10 第11話『名探偵再登場』ネタバレ感想 “真実を隠す探偵”と“暴く刑事”が交錯した夜

「隠しておくべき真実を、時には心に秘めておけるのが探偵で、隠しておけないのが刑事」──その一言が、この回のすべてを物語っていた。 『相棒season10 第11話 名探偵再登場』は、高橋克実演じる私立探偵マーロウ矢木が再び特命係と交錯する一...
教場

Netflix映画『教場 Reunion』完全解剖 風間公親の「赦し」と十崎の「業」──シリーズ最大の謎を読み解く

Netflixで独占配信中の映画『教場 Reunion』は、ただの警察学校ドラマではない。そこにあるのは「正義」と「贖罪」の境界で揺れる人間たちの群像劇だ。 風間公親という男は、生徒をふるいにかける鬼教官でありながら、かつて自らも“ふるい落...