2025年4月スタートのドラマ『あなたを奪ったその日から』(カンテレ・フジテレビ系)で、Snow Manの阿部亮平が演じるのは“目に光のない”ミステリアスな家庭教師・玖村毅。
これまで爽やかで誠実な役柄が多かった阿部が、今作で挑むのは「正義が揺らぐ人間味ある役」。
本記事では、阿部亮平の演技変化、本人が語った役作りの裏側、そしてSNSでの反応など、ドラマにおける阿部亮平の存在にフォーカスして解説します。
- 阿部亮平が演じる玖村毅というキャラの魅力
- “目に光がない”演技への本人のこだわり
- SNSやラジオで話題のファンの反応と裏話
“サイコパス級”と話題!阿部亮平演じる玖村毅とは
『あなたを奪ったその日から』で阿部亮平が演じるのは、旭の娘・梨々子の家庭教師・玖村毅(くむら・つよし)。
彼は知的で冷静な雰囲気を漂わせながらも、どこか感情の読めない言動や「目に光がない」と形容されるビジュアルによって、視聴者に不穏な印象を与えるキャラクターです。
登場初期から「何か隠していそう」「怖さがある」とSNSで話題になり、そのサイコパス的な要素を感じさせる演技に注目が集まっています。
家庭教師という立場に潜む影と謎
玖村は表向きには優秀で品のある家庭教師として描かれていますが、どこか感情が見えにくく、何を考えているのか分からない不気味さを内包しています。
彼の発言や仕草には、人間味というよりも理性的すぎる冷たさが垣間見え、視聴者に“信用できない人物”という印象を与えます。
阿部亮平の整ったルックスとのギャップもまた、そのミステリアスさを際立たせています。
「目に光のないビジュアル」に込められた演出意図
ドラマ放送前から公開されていたビジュアルでは、玖村の表情はどこか抜け殻のようで、“感情を持たない人物”という印象を強く残しました。
このキャラクターに対して、「阿部亮平がサイコパス役!?」「冷酷さが新鮮すぎる!」といった驚きの声がネット上で拡散。
ラジオでもリスナーから「サイコパス役、似合いすぎる」と言われた阿部自身も、それを笑いながら受け止めつつ、「こういう役には憧れがある」と明かしています。
阿部亮平が語る“正義が揺らぐ男”の演じ方
玖村毅というキャラクターは、一貫性のない感情や矛盾した行動を見せることが多く、それゆえに視聴者の中でも評価が分かれる存在となっています。
阿部亮平自身もこの役について、「人によっては“イライラする”“何を考えているかわからない”と思われるかもしれない」と語っており、非常に挑戦的な人物像であることがわかります。
そんな曖昧な正義を抱えた男をどう演じるか――その裏側には阿部なりの深い考察がありました。
これまでの役柄とのギャップと挑戦
阿部亮平といえば、これまでは清潔感のある誠実な役や、理知的で明るいキャラクターが多く、ファンの間でも“安心感”を与える存在として知られていました。
しかし今回の玖村はその真逆とも言える役柄であり、阿部自身も「これまでとは違う役で、自分の殻を破るきっかけになりそうだ」と心境を明かしています。
そのため、ただ演技をするだけでなく、“内面的な揺らぎ”をどう表現するかに注力しているといいます。
「人間観察」で掴んだキャラクターのリアリティ
役作りにおいて阿部は、街中や日常の中で実際に似た雰囲気の人を観察することでヒントを得たと語っています。
「たまに街で似た空気を持つ人を見ると、無意識に立ち止まって観察してしまう」という言葉からも、役への真剣さが伝わります。
また、現場では共演者に「この演技どうしたらいいと思う?」と相談することもあるそうで、演技を通して成長していく姿勢も魅力の一つです。
SNSで注目集まる阿部亮平の“闇落ち感”
ドラマ放送開始前からSNSでは、阿部亮平のダークなビジュアルと新境地に挑む演技に大きな注目が集まっていました。
「こんな目をした阿部ちゃん初めて見た」「サイコパス感がリアルすぎて逆に怖い!」といったコメントが多く寄せられ、ファンの間で“闇落ち阿部”という新たな呼称まで生まれています。
普段とのギャップが大きいほど、視聴者はそこに強烈なインパクトを感じているようです。
「サイコパスが似合いすぎ」の声が続出
特に反響が大きかったのが、公開されたビジュアル写真やティザー映像における阿部の“目の光の無さ”。
これまでのイメージとは一線を画すその表情に、X(旧Twitter)やInstagramでは「この表情、マジで闇抱えてる」「阿部ちゃん、絶対裏があるでしょ(笑)」といった反応が殺到。
彼の演じる玖村毅が物語の黒幕ではないかと予想する声もあり、すでに視聴者の妄想と考察が盛り上がっています。
ファンが予感していた伏線的な行動とは?
実は、ドラマ発表前から阿部がSNSや動画配信でよくメガネをかけていたことや、「勉強配信」を行っていたことが、「あれって伏線だった?」と話題になっていました。
本人はラジオで「全然違うよ、関係ない!」と笑い飛ばしていましたが、ファンの洞察力と想像力の鋭さを証明するエピソードです。
こうした“匂わせ”のような偶然も、阿部亮平の役柄への期待値を自然と高めているのかもしれません。
阿部亮平の役作りの裏側と共演者とのエピソード
サスペンス色の強いドラマ『あなたを奪ったその日から』において、阿部亮平は難解なキャラクター・玖村毅を演じる上で、これまでとは違った役作りに挑んでいます。
特に本作では、正義や感情が揺れ動く人物像をリアルに表現するために、日常の中で細かな観察や思考を積み重ねているそうです。
その背景には、共演者とのコミュニケーションや現場での吸収力も大きな要因となっています。
現場での吸収力と柔軟な対応力
インタビューで阿部は「演技に悩んだときは、共演者に素直に聞くことが多い」と明かしており、積極的に現場で学ぶ姿勢を持っていることがわかります。
さらに、「逆に僕に『この演技どうしたらいい?』と聞いてもらえることもあって、それがすごくうれしかった」と語っており、共演者からも信頼される存在であることがうかがえます。
シリアスなシーンの合間にも笑いが絶えない現場とのことで、役との緊張感とオフの和やかさのバランスが、演技に良い影響を与えているようです。
共演者に「演技どうする?」と聞かれる存在に
共演している大森南朋や筒井道隆らベテラン俳優たちとも、程よい距離感と親しみのある関係性を築いている様子が伝えられています。
「大森さんが“このセリフ、ガビーンだよね?”って言ってくれて和んだ」など、現場での温かい交流も阿部にとっては刺激となっており、リラックスした空気の中で自然体の演技を引き出せているようです。
このように、ベテランからの学びと信頼、そして現場の雰囲気が、阿部亮平の役者としての新たなステージを支えています。
『あなたを奪ったその日から』で阿部亮平が放つ新たな存在感のまとめ
これまでの“爽やか・知的”なイメージとは一線を画し、ダークで掴みどころのない家庭教師・玖村毅というキャラクターに挑んだ阿部亮平。
彼の新境地ともいえる本作での演技は、視聴者に鮮烈な印象を与え、SNSでも大きな話題となっています。
“目に光のない表情”や“正義が揺れるキャラ”を繊細に演じ分け、役者としての成長と可能性を確かに示しています。
また、共演者との交流や、日常での人間観察を通して作り上げたリアリティあるキャラクター像は、阿部の柔軟さと吸収力の賜物です。
演技へのストイックな姿勢と、新しい役に挑む前向きな気持ちが融合した今回の出演は、“演技派俳優・阿部亮平”としての新たなスタートとも言えるでしょう。
ドラマ『あなたを奪ったその日から』は、今後の展開と共に、玖村毅の真の顔や物語にどう関わっていくのかが注目されます。
阿部亮平が魅せる“光なき視線のその先”――視聴者の心を奪うその瞬間を、ぜひ見届けてください。
- 阿部亮平が初のダークキャラ・玖村毅に挑戦
- 「目に光がない」ビジュアルがSNSで話題
- 人間味と矛盾を表現する演技に注目
- サイコパス役への憧れを本人も語る
- 共演者との信頼関係が演技を支える
- 街中での人間観察を役作りに反映
- ラジオでのファンとのやり取りも話題に
- 新たな“演技派俳優”としての一歩に
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