『ミッドナイト屋台』ロケ地完全ガイド！妙照寺やフレンチレストランなど撮影場所を徹底紹介

2025年春ドラマ『ミッドナイト屋台～ラ・ボンノォ～』は、元フレンチシェフと僧侶が深夜の屋台を営む心温まる物語です。

本記事では、視聴者が気になる「ロケ地はどこ？」という疑問に応えるべく、実際に撮影が行われた場所を徹底調査しました。

千葉県柏市の歴史あるお寺「妙照寺」や、東京のフレンチレストラン「BISTRO Bonne Femme」など、ドラマに登場する注目のスポットをご紹介します。

メインロケ地は千葉県柏市の妙照寺！泉楽寺の撮影場所はここ

『ミッドナイト屋台』の物語の中心となる「泉楽寺」は、実際には千葉県柏市の長国山 妙照寺で撮影されています。

このお寺は、歴史ある日蓮宗の古刹として知られ、境内には鐘楼や静かな空間が広がっており、ドラマの世界観にぴったりの雰囲気を持っています。

主演の神山智洋さんと中村海人さんが屋台を開く場面や、鐘を鳴らすシーンなどは、すべてこの寺院の境内で撮影されました。

妙照寺の概要とアクセス情報

妙照寺（みょうしょうじ）は、千葉県柏市に位置し、正応元年（1288年）創建という長い歴史を持っています。

ドラマ内で登場する鐘楼堂や、屋台が設置されるスペースなどは、実際の境内の構造を活かして撮影されています。

住所は千葉県柏市大井1070。東武バス「中井」バス停から徒歩6分というアクセスの良さもあり、ロケ地巡りにも最適なスポットです。

ドラマでの使用シーン：屋台と鐘のロケに注目

第1話では、僧侶である輝元（中村海人）が朝の鐘を鳴らすシーンがあり、この「鐘楼堂」も妙照寺に実在する建物です。

また、夜の屋台営業シーンでは、境内に仮設の屋台セットが設けられ、ライティングや配置などリアリティある演出が施されていました。

毎朝6時に実際に鐘がつかれており、その荘厳な音が地域に響いています。

現地に行くと、ドラマと同じ構図の風景を体験することができるため、ファンにとっては感動的なロケ地巡礼になることでしょう。

フレンチレストランのシーンは赤坂の「BISTRO Bonne Femme」

ドラマ『ミッドナイト屋台』第1話で、草加部会長と輝元が食事をした場所として登場したのが、東京都港区赤坂にある「BISTRO Bonne Femme（ビストロ・ボンファム）」です。

また、第2話では翔太の過去の回想シーンでもこのレストランが登場し、物語にとって重要な回想の舞台にもなっています。

このレストランは本格的なフランス料理を提供する名店として知られ、外観も内装もクラシカルなフランス風で、ドラマの雰囲気にぴったりです。

お洒落な外観と実際のレストラン情報

「BISTRO Bonne Femme」は、まるでフランスの民家を思わせる外観が特徴で、閑静な路地にひっそりと佇む隠れ家的存在です。

店内も木の温もりとヨーロッパ風の装飾が印象的で、落ち着いた大人の雰囲気が漂います。

住所は東京都港区赤坂1丁目3-13、最寄り駅は東京メトロ「溜池山王駅」から徒歩約3分というアクセスの良さも魅力です。

草加部と輝元の食事シーンや陽美の回想でも登場

第1話では、草加部会長と輝元がフレンチを楽しむ場面が印象的に描かれ、料理とともに語られる人間ドラマが視聴者の心を打ちました。

第2話では、翔太と陽美がかつて並んで立っていた回想シーンでもこの場所が使用されており、過去と現在をつなぐ象徴的な舞台となっています。

「BISTRO Bonne Femme」の実店舗でも、ドラマの撮影時と同じ席で食事を楽しめるとSNSでも話題になっています。

実際に訪れることで、ドラマの世界観を五感で味わうことができる貴重なスポットです。

病院のシーンは「プラネアール 谷原病院スタジオ」

ドラマ『ミッドナイト屋台』で主人公・翔太が味覚障害の診察を受けるシーンが描かれた病院のロケ地は、東京都練馬区にある「プラネアール 谷原病院スタジオ」です。

このスタジオは病院セット専用の撮影施設で、多くのドラマや映画、CMなどで利用されていることで知られています。

リアルな医療現場のような臨場感が再現されており、翔太の不安や葛藤がよりリアルに伝わるシーンとして演出されています。

翔太が味覚障害で訪れたシーンの撮影場所

物語の序盤で、主人公・翔太（神山智洋）が味覚と嗅覚を失うという職業人としての危機を迎える重要なシーンがあります。

その診察シーンが撮影されたのが、「プラネアール 谷原病院スタジオ」です。

ドラマの中でも特に緊張感が高まるシーンで、視聴者の記憶にも強く残る場面となりました。

スタジオの特徴と他作品での使用例

「プラネアール 谷原病院スタジオ」は、東京都練馬区谷原にあるスタジオで、本物の病院のような外観と内装が特徴です。

西武池袋線「石神井公園駅」から徒歩約20分の場所にあり、緊急外来や病室、待合室など多彩なセットが揃っているため、医療系ドラマの撮影にはよく利用されています。

過去には『ドクターX』や『コード・ブルー』などでも使用されたことがあり、名だたる作品の舞台ともなっています。

『ミッドナイト屋台』の病院シーンも、このスタジオのリアリティと空気感によって一層引き立てられていると感じました。

屋台シーンは柏市・羽生市・門前仲町などでも撮影

『ミッドナイト屋台』では、主人公たちが移動式の屋台を構えて様々な場所で料理を振る舞うシーンが描かれています。

そのため、複数のロケ地で屋台のシーンが撮影されており、ドラマの舞台がリアルに感じられる構成になっています。

千葉県柏市をはじめ、埼玉県羽生市や東京都門前仲町など、地域色豊かな場所でロケが行われています。

羽生市での屋台出張シーンとは？

2025年3月27日に、埼玉県羽生市で屋台に訪れる客のエキストラ撮影が行われました。

このシーンでは、口コミで話題になった屋台を目当てに訪れる人々が描かれ、翔太と輝元の屋台が地域へ出張するシチュエーションが展開されました。

実際のロケ地は羽生市内の商店街や路地とされ、屋台が街角にしっくり馴染んでいたとSNSでも好評です。

門前仲町や目黒での追加シーンの可能性

2025年4月17日には、東京都江東区の門前仲町での撮影も確認されており、屋台が寿司屋と関わるシーンが含まれていたようです。

また、目黒区や練馬区でもエキストラ募集があり、翔太の過去や回想、病院シーンと共に、屋台の幅広い展開を感じさせます。

場所によって屋台の装飾や雰囲気も少しずつ変化しており、細部にこだわった演出がロケ地からも伺えます。

「場所が人を変える」――ロケ地から見えるキャラの心模様

『ミッドナイト屋台』の魅力って、単にロケ地が美しいとかリアルというだけじゃない気がします。

むしろ、その“場所に立つことでキャラクターが変化していく”ところに注目したくなるんですよね。

特に、妙照寺の静けさや屋台の温かい明かりには、キャラクターたちの心の“揺らぎ”や“癒し”が絶妙に重なっているように感じます。

妙照寺という“逃げ場所”が、輝元の心をほどいていく

副住職の輝元にとって、泉楽寺――つまり妙照寺は、ただの職場ではなく、「居場所」そのものなのかもしれません。

いつも穏やかそうに見えるけど、実は心に葛藤を抱えているような描写がところどころにあって。

その複雑な感情を、“鐘の音”や“境内の夜風”が、少しずつ和らげていくんですよね。

見ているこちらも、あの場所の空気にちょっと癒される気がして――。

屋台は「ただの店」じゃなくて、“心の止まり木”みたいなもの

羽生市や門前仲町に移動していく屋台。毎回違う街角にポンと現れるけれど、どこでも不思議と馴染むんです。

あれって、屋台が物理的な空間だけじゃなくて、「人の心に入り込む場」になってるからかも。

客としてやってくる人たちが、それぞれ悩みを抱えながらも、翔太と輝元の料理や会話にちょっとだけ救われる。

あの温かい照明や、湯気立つ料理が出てくる小さな屋台は、どこかで“自分も立ち寄りたい”と思わせる場所なんですよね。

【ミッドナイト屋台】ロケ地・撮影場所とアクセス情報まとめ

ここでは、『ミッドナイト屋台』に登場する主要ロケ地の住所やアクセス方法を一覧でご紹介します。

聖地巡礼を計画している方はもちろん、ドラマの背景を深く知りたい方にも役立つ情報をまとめました。

実際に訪れて、作品の空気感を肌で感じてみてはいかがでしょうか？

主要ロケ地の住所と行き方一覧

ドラマの世界観を感じられる聖地巡礼ポイント

なかでも、泉楽寺のロケ地・妙照寺はドラマの核となる場所で、境内に立つだけで輝元と翔太の会話が聞こえてきそうな雰囲気があります。

また、BISTRO Bonne Femmeは、静かで気品ある空間が印象的で、食事を通じてキャラクターの内面を描く場面にぴったりでした。

それぞれのロケ地が持つ個性と空気感が、物語に深みを与えているのが『ミッドナイト屋台』の大きな魅力です。

時間に余裕を持って訪れれば、ドラマの余韻をじっくり味わうことができるはずです。