『未知のソウル』第4話ネタバレ感想 “初恋”と“許せない自分”が交差する夜に心がふるえた

Netflixで話題の韓国ドラマ『未知のソウル』第4話が配信され、ミジとホス、そしてミレが抱える“過去の傷”と“いまを生きる苦しみ”が痛いほど心に迫ってきました。

本記事では、『未知のソウル』第4話のあらすじとネタバレを交えながら、「どうしても許せない自分」と向き合う姿を描いたこの回の核心を、感情の視点から深掘りしていきます。

“ライオンから逃げるシカ”のように、自分を責め続けてしまう人へ――。誰かのために強くなろうとする姿に、あなたはきっと涙するはずです。

ホスが告げた“初恋”の真実──ミジの心が揺れる理由

たったひとことで、人の心は乱れる。

「好きだから」──その言葉を、10年以上閉じ込めていたホスがついに口にした瞬間、ミジの世界は静かに、でも確かに揺れた。

これはただの告白じゃない。「過去」と「罪」と「愛」が、ひとつの言葉になった夜だった。

「好きだから」ホスのまっすぐな告白が突き刺さる

ホスがミジに「好きだから」と告げたとき、私はまるで自分がその場にいるかのような錯覚を覚えた。

それは、恋の始まりのときめきではなく、“長く誰にも伝えられなかった気持ち”が、やっと誰かに触れた瞬間だった。

ホスにとってミジは、ただの“昔の同級生”ではない。

怪我、焼けた身体、聞こえにくい耳──あらゆる傷を抱えた高校時代のホスにとって、ミジの存在は「自分を普通に見てくれる」唯一の光だったのかもしれない。

でも、だからこそ言えなかった。

自分が「欠けている人間」だという劣等感と、「ミジを守れなかった後悔」が、その言葉を10年以上封じていた。

そしてようやく言えた「好き」という一言。

それは過去に戻るためじゃなくて、“いま”を生きるための選択だった。

それでも言えなかったミジの“過去”と“罪”

一方で、告白されたミジは──素直に受け止められなかった。

彼女もまた、過去にひとつ、大きな「秘密」を抱えていたから。

高校時代、韓国大の進学がかかった大事な大会。

あの日、ミジはスタートラインで倒れた。

転んだ理由は、観客席でホスがミレを抱きしめていた光景が目に入ってしまったから──。

それは誰にも言えなかった“心の事故”だった。

自分がホスに恋をしていたこと。

そして、ホスは自分じゃなく、姉のミレを見ていたという現実。

恋と傷は、たいてい同時にやってくる。

それを17歳で知ってしまったミジは、ずっと「なかったこと」にしてきた。

けれどいま、ホスの「好きだったのはミジだ」という言葉が、あのときの傷をそっと撫でた。

でも、それを素直に喜ぶことができない。

なぜなら──ミジにもまた、「祖母を寝たきりにしてしまった」という、消せない罪があるからだ。

そして、ミレの人生を代わって生きている自分には、ホスの愛を受け取る資格なんてないと、どこかで決めつけていた。

それでも、心は少しずつ、ほどけていく。

恋って、理屈じゃなくて“気配”で伝わるときがある。

ミジは、ホスの隣にいるとき、そんな“ぬくもり”を感じていた。

でも、それを認めてしまうと、自分が「ミレではない」と明かさなければならない。

この嘘が誰かを救うなら、と始めた入れ替わり。

けれど、恋は、嘘の上には咲かない。

ミジの中にある、そんな想いが、彼女を黙らせた。

「私のことじゃない」

そう言いながら、心のどこかでは確かに嬉しかった。

それが、ミジの“優しさ”であり、“不器用さ”でもあった。

“逃げた日”を抱えて生きてきたミジ──祖母の記憶と過呼吸の再来

人は、過去のたった一瞬の“逃げ出した記憶”に、何年も縛られてしまうことがある。

それが家族に関わることであればあるほど、罪悪感という鎖は、静かに深く心に根を張る。

この第4話で描かれたミジの過呼吸──あの場面には、彼女の“過去と心の重さ”がすべて詰まっていました。

過去の過ちがトラウマとなり、“誰かを守れなかった”自分を責め続けた

腰を痛めて動けなくなっていたロサのもとに駆けつけたミジ。

彼女はそこで、動けない誰かに再び直面するという“記憶の再演”を体験することになる。

それは、祖母が脳梗塞で倒れたあの日と、まったく同じシチュエーションだった。

その日、ミジは誰にも会いたくなくて、誰とも話したくなくて。

だから、家の電話線を切った。

たったそれだけのことが、祖母を寝たきりにしてしまったという“重すぎる責任”を、彼女はたった一人で背負い続けてきたのです。

誰も責めていないのに、自分だけが、自分を赦さなかった。

過呼吸という症状は、ただの発作ではありません。

それは、「あの日、止まったままの時間」に心が戻ったときに起きる、“感情の叫び”でもあるのです。

「また自分が、誰かを守れないかもしれない」

そんな恐怖と後悔が、いっきに胸を締めつけた。

そして私は、その姿に、涙が止まりませんでした。

ミジの「自分には戻る場所がない」という孤独

祖母を救えなかった罪、進学も夢も失った過去、そして誰にも言えないまま抱えてきた自責の念。

ミジの心にはいつしか、「帰っていい」と言ってくれる居場所がなくなっていました。

たとえ今、誰かが優しくしてくれても──

“自分のせいで、誰かの未来が変わった”と思い込んでいる人間は、その優しさすら受け取ることができないのです。

だからミジは、自分の存在を「ゴミみたい」と言った。

でも、そんな彼女に対して、祖母がかつて語った言葉──

「ライオンから逃げるシカが、情けないと思うか？」

このひとことが、ミジの凍った心に、初めて少しだけ温度を取り戻させたように感じました。

誰も完璧じゃない。

逃げたっていい。怖がったっていい。

それでも生きていてほしい。

そんな祖母の無償のまなざしが、ミジのなかに積もっていた“赦されたい気持ち”を少しずつほぐしていったのです。

でも、心の傷はそう簡単には癒えない。

だからこそ──このドラマは、誰よりも丁寧に、“赦しと再生”の物語を紡いでくれているのだと思います。

そしてそれを演じるパク・ボヨンの演技は、本当に息を呑むほどリアルで切なくて。

ミジの息が詰まるたびに、私もまた、自分の過去と向き合っているような気持ちになりました。

このセクションを観たあと、どうか皆さんにも、自分自身にそっと優しくしてほしい。

あなたも、逃げた過去を持っていてもいい。そして、それでも誰かに愛される資格がある。

ホスの再出発──「会社を辞めただけ」と言い切った強さ

人は、何かを失ったとき、どれだけ冷静でいられるかが試される。

特に“肩書”をなくしたとき、自分自身の存在価値まで見失ってしまうことがある。

けれどホスは、「会社を辞めただけ」と淡々と言った。

それは、敗北じゃなく“自分の人生を取り戻す”ための決断だった。

“自分が壊れても誰かを守りたい”という、ホスのやさしさ

ホスは、完璧に見えて、実はとても壊れやすい人だ。

弁護士として生きる中で、数え切れないほどの矛盾や不正を目の当たりにし、それでも笑顔でいられたのは、“信じたい誰か”がいたから。

でもその誰か──つまり、ミジ──が苦しんでいることを知ってから、ホスの心は静かに変化していった。

大手ローファームでの冷遇、憧れていた先輩との決別。

そのすべてが、「誰かを助けた結果」だったというのが、ホスという人の生き方を強く浮かび上がらせる。

そして会社を辞めたあと、ミジに言った「力になりたい」というひと言。

それは、恋人になるとか守るとか、そんな所有的な意味じゃなくて。

ただ、彼女が自分を責めずに歩いていけるよう、横に立ちたいという、静かな決意だった。

それを「やさしい」と一言で言うにはあまりに深くて、私はホスのその目に、誠実という名の愛を見た。

無職という現実に飲み込まれない彼の“編み物”という救い

仕事を失ったホスが、新たに始めたこと──それが「編み物」だった。

はじめは、ただ不安な気持ちを紛らわせるための、手の運動だったかもしれない。

でも次第にそれは、彼にとって“生きてるリズム”になっていった。

誰かを救うことも、正しさを証明することも、今のホスには必要なかった。

編み棒を動かす音。

手に触れる糸の感触。

何も考えず、ただ目の前の時間に集中するという行為。

「過去を悔やむことも、未来を不安に思うこともない」──それこそが、今この瞬間を生きる術だった。

そしてそれをミジが教えてくれたということに、二人の関係性の“再出発”の萌芽を感じた。

編み物は、日常の中にある“希望”だ。

それは、「また始められる」という象徴。

たわしでも、靴下でも、何だっていい。

何かを“生み出せる手”があるということが、ホスの再出発を支えてくれたのだと思う。

無職という現実に潰されないために、必要だったのは「誇り」じゃなく「実感」だった。

そして彼はそれを、誰かの視線の中ではなく、自分の手の中に見つけた。

肩書がなくなっても、愛される価値がなくなったわけじゃない。

働いていなくても、人の力になれる。

そして、誰かのそばにいることは、“何もしない”ことではなく、“一番の支え”になることもある。

そう教えてくれたホスに、私は心から「ありがとう」と言いたい。

名もなき日常の中で見つけた、“今日を生きる理由”

特別な日じゃなくても、心が救われる瞬間がある。

むしろ、なんでもない時間の中にこそ、人は「生きててよかった」と思える何かを見つけるのかもしれない。

第4話は、そんな“静かな希望”が至るところに散りばめられた回でした。

苺ジャム、編み物、おばあちゃんの言葉──暮らしの中の癒し

酸っぱくて、誰も手を伸ばさなかった苺。

それをホスのお母さんがジャムにしたとき、私は思いました。

人生も同じように、少し手をかければ“甘さ”を取り戻せるのかもしれないって。

苦い思い出、言い出せなかった本音、後悔ばかりの選択。

そういうものを、まるごと誰かが受け入れて、煮詰めて、ゆっくり“やさしい味”に変えてくれる。

それが家族であり、時には赤の他人だったりする。

編み物も同じです。

ひと目、ひと目。

時間をかけて“ほどけてしまった心”を編み直していくように。

目に見えない感情を、糸のように形にしていく行為が、どれほど心を落ち着かせるか。

そして何よりも、胸に残ったのは、おばあちゃんの言葉でした。

「昨日は終わって、明日は遠くて、今日はまだ分からない」

そのセリフに、私は涙が止まりませんでした。

未来のために今を生きる。

過去のせいで今が苦しい。

でも「今日」そのものの意味って、案外私たちはちゃんと見ていない。

今日がうまくいかなくても、ちゃんと味がある。

たとえば、ホスのたわし。

たとえば、ジャムのような笑顔。

たとえば、編み目のズレすらも。

そんな日々の中に、“生きる理由”はちゃんと転がっているんだって思えたのです。

「昨日は終わって、明日は遠くて、今日はまだわからない」という名セリフ

このセリフを聞いたとき、私はふと、自分の「今日」って何だろうって考えました。

いつもスマホで未来を調べて、昨日のことを誰かと共有して。

でも、“いま”を見つめる時間って、意外と少ない。

ドラマの中でこのセリフが響いたのは、ミジたちが過去を背負いながらも、ちゃんと「今日」を歩いていたからです。

不安定で、間違っていて、でも止まらない。

それが今日の価値。

ホスも、ロサも、そしてミレとミジも。

それぞれに傷があるからこそ、今日という日は、“明日”を信じるための準備になる。

だからこのセリフは、ドラマを超えて、視聴者の「生き方」すら変える力を持っていたように思います。

「今を生きろ」じゃなくて、

「今はまだ、分からなくていい」

そう言ってくれるこのドラマに、私は救われました。

未来を焦らず、過去にとらわれず。

“分からない今日”を抱きしめることが、生きていくってことなんだって──。

すれ違う双子の絆──ミジとミレ、それぞれの“家族への想い”

双子って、同じ顔をしているのに、心までは重なり合わない。

むしろ似ているからこそ、“どこで違い始めたのか”を痛みとして感じやすいのかもしれない。

ミジとミレ──一緒に育ち、一緒に笑ってきたふたりが、それぞれに抱えてきた“家族”への想いが、今回の第4話で静かに浮かび上がってきました。

ミレが見せないやさしさ、ミジが隠してきた弱さ

表面だけ見れば、ミレは“しっかり者”で、ミジは“問題児”に見えるかもしれない。

でもドラマを追うごとに分かってくるのは、ミレが一番甘えたかったのに、甘える相手がいなかったという現実。

心臓の病気で幼い頃から入退院を繰り返し、「迷惑をかけちゃいけない」と思いながら大人になったミレ。

きっと家族の前では「大丈夫なふり」をすることで、自分の心の声を押し殺してきたのだと思います。

一方、ミジは“自由奔放”に見えて、実はその反動で、「誰にも必要とされていない自分」への虚無感を抱えていた。

双子なのに、片方だけが“褒められる存在”になったとき。

もう片方は、「私は何者にもなれないのかもしれない」と静かに自己否定を始める。

そしてそれは、家族への愛を歪ませてしまう。

「大切にしたい」気持ちと「遠ざかりたい」気持ちが混ざるのが、双子という存在の、難しさでもあると私は思いました。

母と祖母、ふたりにとっての“違う愛し方”

母親は、いつも忙しそうで、どこか冷たい。

でもそれは、「愛情をうまく渡す方法を知らなかっただけ」なのかもしれない。

ミジが引きこもっていた頃、「もういい加減にしなさい！」と布団をはがすような愛し方しかできなかった。

一方、祖母は「今日何もできなくても、それでいい」とミジの隣に座り続けてくれた。

怒ることで奮い立たせようとする人と、黙って見守ることで立ち上がらせようとする人。

その違いは、ただの“育て方”じゃなくて、愛の形の違いだったんですよね。

ミジは祖母にだけ心を開いた。

ミレは母の期待に応えようと、人生を削った。

ふたりの中にある“家族の記憶”は、いつも同じ方向を見ていたわけじゃない。

でも、どちらも家族を愛していた。

ただその表現が違っただけで。

だからこそ、“入れ替わる”という選択は、ふたりの家族へのリベンジでもあったように思います。

「私が代わりにこの人生をやり直す」

そう決意したのは、家族への“贖罪”と“再生”を重ねた祈りでもあったのかもしれません。

血の繋がりより、記憶の繋がり。

すれ違ったままのふたりが、これからどうやって再び“絆”を結びなおすのか。

それはこのドラマの核心であり、きっと私たち自身の“家族との向き合い方”にも静かに問いかけてくる気がします。

「自分が自分でいられる場所」って、どこにある？

ホスも、ミジも、ミレも。

このドラマの登場人物たちって、「誰かのために、いい人間であろう」とするあまり、“自分”をどんどん削ってきたように見える。

ホスは、社会的にちゃんとした人間であろうとして、職場でも家庭でも完璧な仮面をかぶってた。

でも、会社を辞めた今のホスのほうが、なんだか人間っぽくて、見てて安心できる。

ミジも同じだ。

妹はずっと「自由奔放」と言われてきたけど、ほんとはその自由すら、“周りに期待されない自分”を演じた結果だったかもしれない。

誰かの期待に応えるために、自分の感情にフタをする。

そんなことを何年も続けたら、自分が何が好きで、何に泣くのかすらわからなくなる。

この第4話で描かれてるのって、「自分が自分でいられる場所」がどれだけ貴重かってことなんだと思う。

誰にも見せてない顔を、誰かはちゃんと見てる

ホスがミジの本当の名前を呼ばなくても、「君はミジだろ？」って見抜いたのって、単なる記憶とか勘じゃない。

それは、“その人らしさ”って、どんなに取り繕ってもにじみ出るってこと。

ミジの不器用さ、真っ直ぐさ、笑い方、ため息のタイミング。

言葉にならない“その人っぽさ”を、ホスはちゃんと見てた。

それってつまり──「誰にも見せてない顔を、誰かはちゃんと見てる」ってことだ。

だから本当は、無理して“誰かにならなくてもよかった”のかもしれない。

このドラマ、入れ替わりを描いてるけど、本質的には「戻ってこれる自分」を取り戻す話なんじゃないかと思う。

“演じてた自分”を降りられる関係が、いちばん強い

職場で、家庭で、友人関係で。

人はそれぞれ、「こう見られたい」っていう演技をして生きてる。

でもそれを全部外せる関係性がひとつでもあったら、人って案外また立ち上がれる。

ミジにとってのホスがそうだったし、ホスにとってのミジもそう。

「うまくやろう」とか「ちゃんとしなきゃ」とか、そういう意識を外したときにだけ、人と人って、まっすぐ繋がれる。

ドラマの中でホスが編んでるたわし、あれって象徴的なんだよ。

キレイじゃなくても、形がいびつでも、ちゃんと役に立つ。

それって人間も一緒。

ミジやミレが、もう誰かに認められるためだけに生きるのをやめて、自分のために笑ったとき。

やっとこの物語は、本当のスタートを切る気がしてる。

『未知のソウル』第4話まとめ｜心を揺さぶる“いまを生きる”ための物語

「人生を交換した双子」が見つけたのは、自分の弱さと希望だった

第4話までを通して見えてきたのは、「入れ替わること」でしか見えなかった本当の自分の姿だった。

ミジはミレになって初めて、「誰かに頼られる苦しさ」を知った。

ミレはミジとして生きて、「何者にもなれなかった自分」を許すことの難しさを知った。

ふたりは立場を交換したけれど、そこで見つけたのは“相手の人生”ではなく、“自分の弱さ”だった。

そしてその弱さが、「希望」に変わる瞬間が、この第4話には何度も描かれていた。

編み物、苺ジャム、過呼吸、初恋の告白。

どれも大きな事件じゃない。

でもそのひとつひとつが、“過去の自分”を赦すための小さな一歩だった。

私は、このドラマが教えてくれたように思う。

「人は誰かになる必要なんてない。ただ、自分を赦せたときから人生は動き出す」──と。

誰かのために変わろうとするすべての人に、このドラマを

自分の弱さを見せられない。

「大丈夫」って嘘をついてしまう。

そうやって生きてきた人にとって、このドラマはただのラブストーリーではなくて、“自分の心の鏡”になるはずだ。

誰かのために強くなろうとする人。

家族の前で、仕事の場で、「ちゃんとしてなきゃ」と踏ん張る人。

そんな人こそ、このドラマの優しさに触れてほしい。

この第4話で描かれたのは、「弱さがあるから、愛せる」という真理。

そして「いま」がしんどくても、明日はまだ遠いし、今日が分からないままでもいいという許し。

だから私は、このドラマを胸を張ってすすめたい。

“誰かのために、変わろうとしたことのあるすべての人に”──

この物語は、あなた自身の物語にもきっとなる。