ドラマ

クロスロード

クロスロード第8話ネタバレ感想 救われたのは命だけじゃない

人を救うドラマなのに、妙に「一人で救おうとする人間」ばかりが傷ついていく。 春木遥は患者を救おうと前へ出る。横峯健斗は犯人を追う。堀田大翔まで、自分で津田拓真を捕まえようとして腹を刺される。正しいことをしているはずなのに、その正しさが一歩間...
相棒

相棒19 第1話『プレゼンス前篇〜特命係迷宮の扉を開ける』ネタバレ感想 出雲麗音が壊した「捜査一課の当たり前」

白バイ警官が撃たれた。VRの中には国家が作られ、金を持つ男が“建国の父”として君臨している。 なのに『相棒19』第1話「プレゼンス」で、いちばん背筋が冷える場所は仮想国家ネオ・ジパングではない。捜査一課だ。 出雲麗音という一人の女性警察官が...
ブラックトリック

ブラックトリック第6話ネタバレ感想 GACKTに逮捕状

『ブラックトリック』第6話で本当に怖かったのは、“悪魔の棲む家”じゃない。 見えない音で人間を恐怖に追い込み、記事で人間の評判を壊し、最後には逮捕状ひとつで浦真鷲直人を「容疑者」に変える。恐怖も悪人も、作ろうと思えば作れてしまう。今回ずっと...
相棒

相棒2 第13話『神隠し』ネタバレ感想 一郎が暴く大人の嘘

家を持たない男のところへ、家に帰りたくない少女が逃げ込む。 この配置だけで、相棒シーズン2第13話「神隠し」が何を刺そうとしているのか、半分は見えてしまう。瑠奈が消えたことより不気味なのは、少女が「消える」という選択をしなければ、大人たちが...
マイフィクション

マイ・フィクション最終話ネタバレ感想 愛が一番怖かった

『マイ・フィクション』最終話で一番ゾッとしたのは、記憶を消せる技術でも、国家規模のPersona Shift programでもない。 愛する人のためなら、その人の人生を勝手に編集してもいい。そんな狂った理屈が、最後まで「愛」の顔をして立っ...
リラの花咲くけものみち

リラの花咲くけものみち2 第1話ネタバレ感想 安楽死は「諦め」なのか

「助けられない」と分かった瞬間、人はその命をどこまで生かすべきなのか。 もっと厄介なのは、その答えを出す人間が、痛みを感じている本人ではないことだ。『リラの花咲くけものみち2』第1話がいきなり突っ込んできたのは、そんな逃げ道のない場所だった...
Tシャツが乾くまで

Tシャツが乾くまで第7話ネタバレ感想 不倫より残酷な本音

不倫じゃなかった。だから安心――とは、まるでならない。 『Tシャツが乾くまで』第7話で剥がれ落ちたのは、充とあずさの男女関係をめぐる疑惑ではない。もっと始末が悪い。夫婦の外に、自分の本音を置いていた。その事実だ。 充は咲子を愛していた。あず...
リーガルビート

リーガルビート 第5話ネタバレ感想 勝者は都知事だった

法廷では勝った。嘘も暴いた。脅迫した人間も突き止めた。 なのに、なぜ最後にこんなにも嫌なものが喉に残るのか。 『リーガルビート ―逆転の法廷―』第5話が突きつけたのは、「正しい側が勝つこと」と「悪意の構造を壊すこと」はまるで別物だという冷た...
VIVANT

VIVANT第15話ネタバレ考察 野崎の裏切りは罠だった?~潜入は5年前から

野崎は裏切っていなかった。 だが、その答えが出た瞬間に安心するどころか、背中が冷えた。『VIVANT』第15話のネタバレで本当に怖かったのは、野崎がシンシーへ潜入していたことではない。公安という「人を監視する側」が、とっくの昔から監視される...
ラストノート

ラストノート 第7話ネタバレ感想 修羅場より「返して」が怖い

『ラストノート』第7話で、いちばん背筋が冷えたのは修羅場そのものじゃない。 莉奈が葵に叩きつけた「返して」という言葉だ。いや、待て。澄晴は誰かの所有物じゃない。 葵と澄晴はようやく互いの関係を整理し、夏の夜を一緒に過ごし、月下香の香りを確か...